九州・長崎自動車道嬉野ICより、車でおよそ10分。『萬象閣敷島』は、嬉野温泉郷で日本のくつろぎを重視する和と、快適さと機能性を追求したモダンさを融合した温泉宿だ。
客室は、これまで取り上げてきた宿と比較して多い合計34室。部屋のほとんどには専用の露天風呂が備え付けられ、ホワイト基調のモダンな雰囲気が落ち着く「Wiht oak」、ガラス張りならではの明るさと開放感に満ちた「Sora」、木の香りと温もりが感じられる「木のギャラリー」、畳敷きと和風の調度品がどこか懐かしさを感じさせてくれる和室の「Sikisima」の4タイプに分かれている。
温泉は、上で紹介した大正屋と同じく、日本三大美肌の湯に数えられる嬉野温泉だ。大浴場の「優しい光の湯処」を始め、楠を見る露天風呂。プライベートに嬉野温泉を満喫できる8つの貸し切り露天風呂を揃えた。好きな時間に思う存分、名湯でゆったり疲れを癒そう。
また、提供する料理でも高い評価を受ける萬象閣敷島。良質な食材をふんだんに使った会席は、料理長の肝入りである。地元・佐賀産の食材にこだわり、なかでも魅力なのがブランド牛である佐賀牛だ。ほろりとほぐれる柔らかな赤身と、繊細で甘味あるサシのバランスはまさに極上。彩豊かな旬の食材をちりばめた至高の会席は、またここを訪れたいと思わせてくれるはずだ。