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クルマで行きたい、大阪の旅館

国内旅行の定番ともなっている大阪、食い倒れの街としても知られており、たこ焼きやお好み焼に代表される粉モンや串カツ、土手煮など美食に溢れるエリアでもある。さらには、大阪城や道頓堀といった観光地も豊富で、国内外から数多くの観光客が訪れる場所だ。そんな大阪観光で、忘れてはいけないのが旅の疲れを癒す宿。今回は、大阪にある車で行きたい憧れの旅館を紹介する。

あまみ温泉 南天苑

西名阪自動車道藤井寺ICより国道170号線を経由、国道371号線を車で走ることおよそ1時間。『あまみ温泉 南天苑』は、東京駅の建築にも携わった近代日本を代表する建築家・辰野金吾によって建てられた旅館だ。

建物自体が日本の登録有形文化財に指定されており、大正ロマン溢れる建物に一歩足を踏み入れれば時間が逆行したかのような錯覚を覚えるかも知れない。

敷地内には、丁寧な手入れがなされた日本庭園があり、部屋に居ながら季節によって表情を変える豊かな自然を間近に感じることができる。

さらに、濡れ縁前にはユニークなひょうたん型のため池も。ここには、何種類もの野鳥が水を求めて飛来する。都会の騒がしさなど、微塵も感じさせない野生の息遣いこそ、現代人に足りない癒しなのだと気付かされるはずだ。

また、旬を逃がさず頂ける日本料理も南天苑の自慢。春夏秋冬、季節によって変化する献立が、またこの宿を訪れたいと思わせる秘訣。食事をワンランクアップさせたければ、別注料理を注文しよう。「小鍋名物金剛鍋」や「鰻の柳川」といった選りすぐりの素材を用いた絶品料理が、くつろぎのひと時に華を添える。

あまみ温泉 南天苑

アクセス:西名阪自動車道藤井寺ICより車でおよそ1時間
引用: あまみ温泉 南天苑 公式サイト

みのお山荘 風の杜

新名神高速道路高槻ICより、車でおよそ15分。大阪市内からなら、わずか30分で到着する『みのお山荘 風の杜』は高槻芥川沿い、摂津峡の四季が織り成す自然を満喫しながら宿泊できる一軒宿である。

リーズナブルな価格が魅力の標準客室を始め、摂津峡に面した渓谷のせせらぎ聞こえる渓谷側客室、併設する専用露天風呂でプライベートな時間をゆったり過ごせる露天風呂付客室など、旅のスタイルに応じたさまざまな部屋を用意する。

さらに、最上階の特別室は貴賓室となっており、21畳の純和室内に床の間や欄間、こだわりの調度品があしらわれている。窓越しに渓谷が眺められる総檜造りの内湯も自慢だ。

ちなみに、この貴賓室は2018年に開催された第68期王将戦七番勝負第二局にて、久保時明王将と渡辺昭棋王が盤上で火花を散らしたこともある部屋。将棋が好きな人にとっても、特別な部屋として映るかもしれない。

自慢の料理は、2021年2月に開催された第31回技能グランプリ 日本料理の部で、銀賞を受賞した料理長が腕を振るう渾身の新創作会席である。地元の食材と新鮮な魚介をふんだんに使った花の里創作会席はもちろん、名物鍋・キジ鍋は絶品だ。

みのお山荘 風の杜

アクセス:新名神高速道路高槻ICより車でおよそ15分
引用:みのお山荘 風の杜 公式サイト

不死王閣

新東名高速道路箕面とどろみICより、車でおよそ10分。東京・大阪・京都各方面よりアクセス良好な『不死王閣』は、大阪市内にいながら正面の五月山、穏やかに流れる余野川を望む緑豊かなロケーションが魅力の温泉宿だ。

敷地内から湧出する温泉は、天然のラジウム温泉。ラドン温泉とも呼ばれるこの温泉は、新陳代謝を活発にすると共に、免疫力や自然治癒力の向上にも効果があるとされる。この湯を、ガラス張りで開放感に満ちた大浴場や四季の彩に包まれる露天風呂でゆっくりと満喫できる。

この温泉は宿泊客だけでなく、日帰りでの入浴も可能だ。大阪観光のかたわら、ふらりと立ち寄れるのも嬉しい。

また、標準客室以外に専用の露天風呂付きの20室の客室は設えの異なる4タイプを用意。異国情緒溢れる「アジアンテイスト」、素朴さが落ち着く「民芸調」、「数寄屋モダン」、純和風の「自然派」と、それぞれ個性的な客室は女性客からの人気も高い。もちろん、併設する露天風呂も檜・瓶・岩風呂と、何度訪れても飽きない工夫がなされている。

不死王閣

アクセス:新東名高速道路箕面とどろみICより車でおよそ10分
引用: 不死王閣 公式サイト

* * *

タイムスリップした感覚を味わえる大正ロマン溢れる旅館を始めとして、一流の料理人が腕を振るう会席が味わえる料理旅館。さらに、効能豊かなラドン温泉を満喫できる宿など、一度は泊まってみたい旅館が集まる大阪府。大阪観光の際は、憧れの宿でゆったりとした休日を過ごしてほしい。

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