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【BMW X7 M50i】見た目のハデさだけではない、質感や世界観の演出にもこだわったインテリアにも注目

2019年、日本市場に向けて発表されたBMWのX7 M50iは、フラッグシップX7のラインナップでもトップグレードとなる。巨大なボディサイズや大型のキドニーグリルを備えたエクステリアはもちろんハデに映るが、豪華さと利便性を両立した洗練されたインテリアも見逃せない。今回は、X7 M50iのインテリアについて見どころを紹介する。

ビッグサイズのボディだからこそできる3列シート

BMW初となるフルサイズSUV・X7 M50iのインテリアは、3列式シートを採用したことがトピックスとなる。これはX7に、3105mmという歴代トップクラスの長大なホイールベースが与えられたことに起因している。

BMWのラインナップで、「7」はショーファードリヴンとして用いられることが多い。しかし、7人掛けのシートではVIPへのおもてなしとしては心もとない。そこで、X7には2列目シートを独立2座へ変更するためのコンフォートシート――いわゆるキャプテンシートが、オプションとして設定されている。

広大な車内空間を持つX7を、わざわざ6人乗りにしてしまうのだから、贅沢さはこの上ない。2列目すら特等席に変えてしまうのだ。

3列目シートも、広大なレッグ/ヘッドスペースのお陰で窮屈さを感じることはないだろう。さらに、X7のシートは1列目から3列目に掛けて座面が段階的に上がっていくような設計になっているため、3列目に座っていても常に2列目ヘッドレストを眺めている必要はない。

車内のどこに座ろうとフロントシート同様ひらけた視界で、快適なドライブを楽しむことが可能だ。さらに、スカイパノラマガラスサンルーフを装備することで、シーサイドホテルのラウンジにいるかのような開放感を味わうことができるだろう。

ユーザーに満足感を与える「M」ならではの専用装備

X7 M50iのインテリアで専用装備となるのは、M専用レザーを採用したステアリングホイール、ロゴ入りのギアセレクターレバー、そしてコントラストステッチ入りの「Vernasca」レザー内装となる。どれも、通常モデルとの違いを明確に主張する特別な装備だ。

高級感に溢れるインテリアは、ゴージャスさ見せびらかすようなイヤらしさは感じられない。X7を、ひいてはBMWというブランドイメージを、再定義して確立するという明確な意思が見て取れる。

インディビデュアルメリノレザーを採用したシート表皮や木目パネル、車内の細部に至るまでマテリアルへの拘りと繊細な仕立ての良さを感じることができる。特に、セレクターレバーとスタート/ストップボタン、iDriveコントローラーといったドライバーが実際に触れて操作する部分には透明のクリスタルが用いられている。職人の手作業で仕上げられたクリスタルからは、気品とオーラすら漂う。

実は、X7のインテリアデザイン自体はBMWの最多量販モデル・3シリーズや新型スープラとの共同開発でも話題となった現行型Z4と同じく、新世代BMWのデザインフィロソフィーにて設計されているため、他のラインナップと比べて目新しさはないといってもいい。

しかし、これは決してネガティヴなことではない。満を持して世に送り出したフラッグシップSUV・X7のインテリアに劇的な変化を付けなかったということは、それだけBMWのインテリアデザインは高いクオリティを持ったまま熟成されている証拠だ。デザインに対する自信の現れといってもいいかもしれない。

X7 M50iは「先進・安全装備のデパート」

X7に採用されたシステムで注目なのは、210km/hまでのステアリング操作を自動でアシストするドライビングアシストプロフェッショナルだ。このシステムは、衝突回避・被害軽減ブレーキを始めとして、70km/h以上での走行中に車が車線を逸脱しそうになるとステアリングを制御しつつ振動させるレーンディパーチャーウォーニングなど、さまざまな安全装備をパッケージしたものだ。

さらに、高速での渋滞運転支援システムにはハンズフリー機能が採用されているし、車自体が直前に通った50mまでの道を自動で後退してくれるリバースアシストなど、「遂に車もここまで来たか……」と、感服せざるを得ないような機能の見本市だ。

X7は、他のラインナップとは明確に差別化された結果生まれたモデルだ。それは、セダンやクーペは元より、X5を始めとするどのSUVモデルとも違うベネフィットを提供するためである。

BMWのブランドマネジメントディビジョン・プロダクトマーケティングプロダクトマネージャーのデックスビクター・ファンウネン氏によれば、X7は乗員全員が快適に、かつ最高なドライビングの楽しみを提供することができるクルマだという。

X7は、「新たなBMW」だ。車内に広がる洗練された世界観は、独り占めするのがもったいないほど。乗せるのは、家族でも友人でも恋人でもお客さまでも、誰でもいい。最高のドライビングを共有することが、X7のアイデンティティーなのだから。

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