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クルマで行きたい、千葉の旅館

 関東エリアの東部、農村部の房総半島を擁する千葉県には東京ディズニーリゾートや成田山新勝寺に代表される有名観光スポットや黒潮が育んだ豊かな海産物など、魅力に溢れた県だ。そんな千葉県の旅に欠かせないのが、疲れを癒してくれる旅館。今回は、千葉県にある車で行きたい憧れの旅館を紹介する。

紀伊乃国屋別亭

東京方面より、首都高速湾岸線木更津南JCTを経由。館山自動車道鋸南保田ICで一般道へ降りること1時間半の道のりで到着する『紀伊乃国屋別亭』。

静寂と至福の時間を演出してくれる客室は、2020年2月に新しく5室が加わり合計10室へ。それぞれ設えが異なる客室は、全室に専用の露天風呂を備えている。1階に掘りごたつ付和室、2階に寝室とパウダールーム、テラスが付いたメゾネットタイプの「都忘れ」や足湯テラスまで用意された露天風呂付の「菫」など、個性的な客室を揃える。

最低50平米~と、広々とした空間も自慢だ。和を意識したプライベートな雰囲気が、都会の喧騒を忘れさせてくれる。

食事は、厳選された海の幸をふんだんに用いた御馳走が並ぶ。朝夕共に部屋に運ばれてくるため、どこか食事処へ移動する必要もない。宿が立地する鋸南沿岸で水揚げされた魚介類は良質そのもので、直接目利きをして仕入れるため味や鮮度も抜群。季節によって替わる献立が、何度も足を運びたいと思わせてくれるのだ。

紀伊乃国屋別亭

アクセス:館山自動車道鋸南保田ICで一般道へ降りること約1時間半
引用: 紀伊乃国屋別亭 公式サイト

宿 中屋

南房総の海を一望できる海沿いに位置する『宿 中屋』は、すでに創業160余年を数える老舗旅館だ。多くの文人・墨客からも愛され、「赤いくつ」や「しゃぼん玉」といった童謡でも知られている野口雨情も、足しげく通ったという。

敷地内に湧いた恵みの湯、天津小湊温泉・城崎の源泉の湯が自慢だ。大浴場を始め、露天風呂に加えて貸切露天風呂の「浜千鳥」で、柔らかい肌ざわりで美人の湯とも称される温泉で癒しのひと時を過ごせる。

客室は、大正の風情を感じさせてくれる「ノスタルジックロマン」を始め、源泉の露天風呂付客室では唯一の和室である「ジャパニーズ  楾(はんぞう)」や城崎海岸の景観を一望できる海辺の特等席「サンセットデラックスツイン」といった個性豊かな客室を備える。

また、中屋の料理は房総の沖合で水揚げされた、新鮮かつ豊かな海産物が中心だ。板前が手間暇かけて作り出す磯の懐石は自信作。地産地消にこだわった旬の食材を用いたコース料理は、何度食べても飽きがこない工夫に満ちている。

伊勢海老と鯛しゃぶが楽しめる「季節の大漁会席」や中屋の会席を代表する特選の会席「宿中屋特選会席プラン」は、舌だけでなく目でも楽しませてくれる至高の料理だ。

宿 中屋

アクセス:鴨川より車で約15分
引用:宿 中屋 公式サイト

旬彩の宿 緑水亭

千葉県の鴨川市を流れる鴨川の山間に立地し、長閑な田園風景に囲まれる『旬彩の宿 緑水亭』。東京方面より、アクアラインから君津ICを経由し、房総スカイラインを経て鴨川有料道路を走ると2時間ほどの行程で到着する。

車で少し走れば、海水浴場のある海を見ることができ、特別記念物に指定されている鯛の遊覧船が観られる鯛の浦やシャチのショーでも有名な鴨川シーワールドといった観光スポットにも恵まれている。

日本の心、「和」を大切にしたほっと一息付ける落ち着いた空間造りと、小さな宿だからこそできるゲストへの細やかな気配りが自慢だ。

くつろぎの客室は、本館に5種類を用意する。信楽焼の浴槽を使った専用露天風呂付きの「信楽焼温泉露天風呂付和室」や檜風呂付の洋室「名月の間」といった、静かで居心地の良い客室を揃えている。本館から望める日本庭園は、純和風で夜になるとライトアップも。幻想的な雰囲気に浸りながら、好きなドリンクを片手にゆったりした時間を過ごそう。

食事は、併設する個室の和ダイニング「蔵くら」で。自慢の「季節替り新磯懐石料理」は、近海で獲れた新鮮な海の幸をふんだんに用いる。メインとなる料理は、伊勢海老か鮑どちらかを選ぶ形だ。季節の移ろいに合わせて替わる旬の食材は、素材から吟味された1級品ばかりだ。

旬彩の宿 緑水亭

アクセス:鴨川有料道路を走ること2時間
引用:旬彩の宿 緑水亭 公式サイト

* * *

近海で水揚げされた美味しい海産物を心行くまで堪能できる旅館を始めとして、多くの文人墨客から愛された由緒ある旅館。さらに、港町鴨川に位置しシーワールドからも近い宿など、一度は泊まってみたい旅館が集まる千葉県。アクセスも良い千葉県まで足を伸ばして、憧れの宿でゆったりとした休日を過ごしてほしい。

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