広島県民のソウルフードといえば、お好み焼きだ。大阪も同じくお好み焼きが愛される地域であるが、広島県のお好み焼きは大阪のお好み焼きと区別するため、「広島風お好み焼き」とも呼ばれる。
広島風お好み焼きは、大阪のように具材を混ぜず、重ねて焼き上げるのが特徴。その元祖とされているのが1950年に創業した『みっちゃん 総本店』である。広島高速2号線府中出口より、車でおよそ15分。キャベツとモヤシ、そばと豚肉などの具材を重ねてヘラで頂くのがみっちゃん流だ。
最もスタンダードな「そば肉玉子」をはじめとして、「イカそば肉玉子」や「エビそば肉玉子」といったシーフードなお好み焼を提供。さらに、ねぎ掛け・イカ天・生イカ/エビ・モチにそばいりの「DXスペシャル」やボリューミーな「特製スペシャル」といった、具だくさんなお好み焼も。上で紹介した広島カキが入った「カキ入りそば肉玉子」も頂ける。
通常のメニューをベースとして、トッピングで自分好みにカスタマイズするのも楽しい。そばではなく、うどんが入ったお好み焼もあり、もっちりとした食感は女性に人気が高いという。