CAMP・GLAMPING

クルマで行きたい福井のグランピング

国の天然記念物にも指定されている名勝・東尋坊に代表されるような、豊かな自然に溢れる福井県。近年では東北地方ならではの環境を生かした、アウトドアスポットが注目を浴びている。今回は、そんな福井県にある車で行きたいキャンプ・グランピングスポットを紹介する。

赤礁崎オートキャンプ場

盛岡三大麺の1つ、盛岡じゃじゃ麺を味わうことが出来るのが『白龍(ぱいろん) 本店』だ。東北自動車道の県道36号線方面(盛岡南方面)出口より車でおよそ20分の場所にあり、創業およそ60年を数える。初代高階貫勝氏が戦前に旧満州国で食べた炸醤麺の味をベースに、盛岡人の舌に合うようアレンジを加えたのが始まりだとされている。

ひき肉、胡麻、椎茸、その他様々な材料を混ぜ込んだ特製味噌と、平打ち麺が特徴。その2つを混ぜ合わせて食べるのが基本の食べ方だ。白龍では、酢やラー油といった卓上調味料が用意されているため、自分好みの味にカスタマイズする楽しさも。

盛岡じゃじゃ麺は、具材と麺を最後に少し残しておくのもポイント。生卵を落として、じゃじゃ麺のゆで汁を加えると「ちいたんたん」が味わえる。オーダーすると入れてくれる味噌とねぎを溶かして、余すところなくじゃじゃ麺を堪能しよう。

赤礁崎オートキャンプ場

アクセス:舞鶴若狭自動車道小浜西ICより車でおよそ20分
引用: 赤礁崎オートキャンプ場公式サイト

芝政ワールドキャンプ場

北陸自動車道金津ICより、車でおよそ20分。福井県の坂井氏にある『芝政ワールドキャンプ場』。ここは、さまざまなアトラクションを詰め込んだ総合型のキャンプ場だ。遊園地顔負けの遊具が設置されたキッズパラダイスを始めとして、日本最大級の広さを誇るリゾートプールなど、1日では遊びきれないほどの遊び場がある。

キャンプ場は、丁寧な整備の活き届いた芝生のサイトとなっており、眼前には日本海が広がる絶好のロケーションだ。10メートル×10メートルのサイトや電源付きサイトに、キャビン付きサイトなど、シーンに応じて選べる豊富なサイトを提供している。

また、周辺の観光スポットが充実している点も見逃せない。サスペンスドラマのロケ地として有名な東尋坊や、イルカやペンギンと触れ合える越前松島水族館。県境を越えて、石川県の名所・兼六園も車でおよそ1時間の距離にある。福井観光の拠点としても利便性が高いキャンプ場だ。

芝政ワールドキャンプ場

アクセス:北陸自動車道金津ICより車でおよそ20分
引用:芝政ワールドキャンプ場 公式サイト

オートキャンパーズくずりゅう

ジンギスカンとは、豚や牛ではなく羊の肉を用いた焼肉料理の一種だ。一般的には北海道の郷土料理といわれているが、岩手県の遠野市においても「遠野ジンギスカン」として親しまれている料理である。

『ジンギスカンのあんべ』は、そんなジンギスカン専門店として昭和30年に創業。遠野ジンギスカン発祥の店として知られている。

店舗には25台分の駐車場を完備。東北自動車道遠野ICより車でおよそ5分。花巻ICからだとおよそ1時間の距離にある。

遠野ジンギスカンは北海道のジンギスカンと異なり、焼き上げた後にタレに付けていただく。ラムを使った焼肉は、柔らかいながらもしっかりとした歯ごたえと旨味を感じられる。それを、スパイスを効かせたフルーティな秘伝のタレに付けて頂くとそれまでのジンギスカンのイメージは覆ってしまう。臭みは少なく、肉の甘みがダイレクトに伝わる遠野ジンギスカンは岩手を代表する郷土料理といえるだろう。

オートキャンパーズくずりゅう

アクセス:東海北陸自動車道白鳥IC出口より中部縦貫自動車道を走ること15キロ先
引用:オートキャンパーズくずりゅう 公式サイト

* * *

半島でアメリカンスタイルのトレーラーハウスに宿泊できるキャンプ場や、遊園地にも負けない数のアトラクションを設置する総合型施設。さらには、川のほとりの立地を生かしたアクティビティ満載のグランピングなど、魅力的なスポットが集まる福井県。車で福井県に足を伸ばして、グランピングの非日常感を味わってほしい。

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