クルマで行きたい、旭川のグルメスポット

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クルマで行きたい、旭川のグルメスポット

「旭川動物園」や「旭川冬まつり」など、北海道有数の観光スポットである旭川は、北国の豊かな自然と都市が調和する美しい街であり、北海道を訪れるには欠かせない場所だ。そんな旭川には、たくさんのご当地グルメにも溢れている。

今回は、車で行きたい旭川のグルメスポットを紹介する。

らーめんや天金あさひかわらーめん村店

北海道には三大ラーメンが存在する。味噌の札幌ラーメン、塩の函館ラーメン、そして醤油の旭川ラーメンだ。旭川市のご当地グルメと言ったらまず真っ先に思い浮かべる「旭川ラーメン」を味わいに行こう。

旭川鷹栖インターチェンジより車で20分に、旭川市内のラーメン屋が8店舗集まる「あさひかわラーメン村」がある。8店舗のうちの1つである『らーめんや天金』は、全国屈指のラーメン激戦区である旭川で昭和27年創業の歴史を誇る老舗のラーメン屋だ。

オススメはもちろん「正油ラーメン」。豚骨と鶏ガラを丸2日煮込んで作り上げた深いコクのあるスープは、開店当初から変わらない伝統的な味。熱々のスープのはずなのに湯気が立たないのはラードを加えて表面に油膜を作り、スープの熱を逃さないようにしているからだ。

しかしひとたび麺を持ち上げれば、閉じ込められた熱が湯気となって一気に立ちのぼり、醤油の香りが鼻孔をくすぐる。こだわりのスープとよく絡み合う中太の縮れ麺は口の中に旨さを運び届け、箸の動きが最後まで止まらなくなるだろう。時代を超えて愛される『らーめんや天金』で、旭川ラーメンを堪能しよう。

成吉思汗大黒屋 5丁目支店

北海道を訪れたら食べたいグルメである「ジンギスカン」。ジンギスカンは、マトンやラムなどの羊肉を野菜と一緒にジンギスカン鍋で焼きながら食べる焼肉料理だ。北海道を代表する郷土料理であり、旭川市内にも多くのジンギスカン店がある。

道央自動車道旭川鷹栖ICより、車でおよそ15分。『成吉思汗大黒屋 5丁目支店』は、旭川繁華街のほぼ中心にあるジンギスカンの人気専門店。全150席という大きな店舗でありながら、すぐに満席になるので予約をして行くのが確実だ。

お店イチオシの看板商品は、「生ラムジンギスカン」。新鮮さにこだわり、冷凍を一切せずに提供されるので独特の臭みは全くない。炭火で一気に焼き上げるので、すぐに食欲をそそる香ばしい匂いが漂う。自家製の秘伝ダレにくぐらせて口に運べば、柔らかく上質なラム肉の味わいを堪能できる。岩塩とハーブでさっぱりと味付けした「ハーブ生ラム」もとても美味しいオススメの一品。

数量限定の「厚切りラック」は希少部位である羊のアバラ肉だ。手づかみでかぶりつけば羊肉の脂の旨味をこれでもかと堪能できる。北海道民のソウルフードであるジンギスカンは、旭川の『成吉思汗大黒屋 5丁目支店』でぜひ味わおう。

焼肉処まるます家

雄大な十勝連峰の麓、大自然に恵まれた上富良野で育った地養豚である『かみふらポーク』を楽しめる焼肉店が旭川市内にもある。

『焼肉処まるます家』は、上富良野で人気の名店「まるます」が全面協力のもとオープンしたいわば姉妹店である。道央自動車道旭川鷹栖ICより、車でおよそ10分。旭川の中心市街地から少し離れた郊外にあり、駐車場も完備されているため車で行くのが便利の焼肉店だ。

1番のオススメは、「豚サガリ」。サガリは、横隔膜の一部で肋骨近くの肉厚な部分を指し、1頭につき300グラム程度しか取れない希少部位。特有の食感に噛めば噛むほど、適度な脂の甘みと赤身の溢れる旨みに、やみつきになるファンは後を立たない。お店ではかみふらの工房直送の豚サガリを中心に、地養豚のロースや牛カルビなど直伝の味を提供している。

嬉しいのが『焼肉処まるます家』は、ランチから営業している点。豚サガリや旭川発祥の塩ホルモン、地養豚楽しめるランチメニューの「かみふらポーク定食」は、なんと1,000円というお手頃価格で楽しめる。お昼から、ぜひ七輪でゆっくりとかみふらポークを堪能してほしい。