メープルリーフのロゴマークが特徴の、アウトドアメーカー「ロゴス」を知っているだろうか?コールマンと同様に、ファーストキャンプにおすすめの日本のアウトドアメーカーだ。今回は、お手頃価格でありながら、しっかりとした作りが魅力の「ロゴス」の人気アイテムを紹介していこう。
ロゴスとはどんなメーカー?
ロゴスはアウトドアを扱うメーカーとしては珍しい日本生まれのブランドで、1928年に大阪市港区で船舶用品問屋として設立している。ロゴスのブランドポリシーには「海辺5メートルから標高800メートルまで」を掲げており、マリン用品から登山用品まで幅広いアウトドアファンに愛用される製品を作り続けている。特にロゴスのキャンプ用品においては、日本のメーカーらしく誰が使用しても扱いやすいように、細部にまでこだわって作り上げられているのが伝わる。「玄関から一歩でも外に出たらアウトドアと考える」と掲げている通り、どんな場所でもアウトドアの楽しさを味わえる、遊び心満載のブランドであることは間違いないだろう。
ロゴスらしさが満載!おすすめアイテムはコレ!
・スペースベース・デカゴン-BJ
これからキャンプを始めるなら、SNS映えするくらいのカッコいいテントを購入したいと考えている人も多いのではないだろうか?しかし、迫力のある大きなテントは見た目が100点でも、組み立てに至るまで多くの時間を要する場合がある。ところがロゴスの「デカゴン」シリーズは、6mもの幅がある大型ドームであるにもかかわらず、組み立てにかかる時間はわずか5分。折りたたまれているフレームを順番に伸ばしていく「QUICK SYSTEM」が採用され、一人でも組み立てに迷うことは無さそうだ。また、連結用のタープを使用しデカゴン同士を無数に繋ぐことが可能となり、ドローンでの上空撮影をすれば見たこともない面白い写真を撮れるのではないだろうか。
室内の広さは9人分のテーブルとイスが余裕で使えるスペースがあり、日中はタープとして使用し、夜間はシートをフルクローズで巨大なテントに早変わりだ。さらに、車との連結も可となる。荷物が多くなりがちの初心者や、アウトドアに不慣れな人にとっては、愛車が隣にいてくれることは心強く感じるに違いない。
ロゴス(LOGOS) スペースベース・デカゴン-BJ 71459306 価格:218,900円 |
LOGOS ロゴス グランベーシック スペースベース・デカゴン-BJ 71459309 価格:253,000円 |
・LOGOS the ピラミッドTAKIBI L コンプリート(2020 LIMITED)
キャンプでの醍醐味と聞かれたら、焚火と答える人も多いはずだ。しかし、多くのキャンプ場では直火は禁止事項にあてはまるため、焚火台といったアイテムが必須となる。そこでおすすめなのが、焚火と料理が同時に楽しめる「ピラミッドTAKIBI」だ。ピラミッド状の焚火台にオプションアイテムを使用することで、半分は焚火、残り半分でBBQや鍋料理といったマルチな使い方が可能となる。ビールを片手に火を眺め、ちょっとしたつまみを作るといったキャンプならではの楽しみ方は、キャンパーにとって最高の贅沢と言える。さらにオプションのテーブルを使用すれば囲炉裏スタイルといった変わり種のアイテムとなる。焚火をしながら吊り鍋料理を味わえるのは、寒い時期のキャンプにピッタリといえる。
折りたたみ可能な6つのパーツを組み立てるだけのコンパクト設計となっており、車に常備しておいても場所を取ることはないだろう。
ロゴス バーベキューコンロ The ピラミッドTAKIBI L アウトドア 焚き火 BBQ 焚火 価格:10,670円 |
・3WAY スタンドハンモック
林間キャンプをする場合、ハンモックを体験してみたいと考えている人も多いようだ。しかし、木とロープを利用したハンモックには、ロープの結び方などちょっとした知識が必要。そこで便利なのが自立式の3WAYハンモックである。平らな地面さえあれば、場所を選ばず設置が可能となり、木陰の涼しい場所で揺られたり、海辺で波の音を聞きながら休んだりと、日常生活では味わうことができない時間を過ごすことができるだろう。
アレンジを変えればハンモックチェアとしても使用でき、読書するにはピッタリのアイテムとなる。生地には肌触りの優しいコットンを使用しおり、ハンモックの揺れと相まって、うたた寝をしたくなるほどの癒しの空間となるだろう。
ロゴス(LOGOS) 3WAY スタンドハンモック 73178008 [ファニチャー ベッド ハンモック] 価格:29,920円 |
・LOGOSの森林 スモークタワー
アウトドアならではの食べ物と言えば、燻製料理が人気だ。臭いや煙が発生するスモーカーは自宅での使用が難しいため、この機会にぜひ挑戦してもらいたい。このスモーカーは、バーナーを使わずに手軽に燻製料理が楽しめる優れもの。チーズや卵やベーコン、さらには魚介類など、さまざまな食べ物を自由に燻製にして楽しんでみてはいかがだろう。使用方法はシンプルで、サクラ、ナラ、リンゴなど、好みの香りのスモークウッドをケースにセットし、食材がスモーク色になるのを待つだけ。温度計付きで熱の管理がしやすく、加熱しすぎによる失敗も心配無さそうだ。
価格:14,850円 |
・Bamboo モダーンランタン
夜間のキャンプに欲しくなるのが味のあるランタンだが、初心者にとってはガソリンやLPガスなどの燃料ランプは少しハードルが高い。そこでおすすめなのが、SNS映えしそうなアナログデザインを採用したLEDランタンだ。しかも、ただのLEDランタンではない。主要となるボディーは竹柄のプリントではなく、実は本物の竹素材を使用したこだわりのランタン。竹の香りと手触りが楽しめ、アナログとデジタルが融合したアイテムと言える。暖色系のLEDライトが、温もりのある空間を演出し、キャンプの雰囲気にも溶け込むだろう。さらに、USBポートが搭載されており、スマホの充電が無くなるといった不安を解消できるのはありがたい。
価格:12,570円 |
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ロゴスのキャンプアイテムは、実用性とデザイン性のどちらも妥協しないものが多いように感じる。言い換えるなら、機能性は進化し続けるが決してアウトドアの雰囲気を壊すことがないデザインばかりだ。キャンプ初心者は多くのアイテムを揃えてしまいがちだが、ファーストアイテムは思い出に残りやすいため、ロゴスのようなオールインワンでしっかりとした製品を初めから購入することをおすすめしたい。