ラーメンに続いて、香川県で食べたいグルメといえば全国的に有名な讃岐うどんである。柔らかな九州系や他の地域のうどんとは異なり、讃岐うどんはもちもちとした粘り強い弾力とコシが魅力。
このコシは、麺の製造過程で加える水分の多さと、生地を練る段階での足踏み作業によって生まれるタンパク質の一種・グルテンの弾力から生まれるものだ。
香川県内にはあまたのうどん店が存在しているが、地元民が並んで食べる店こそ本当に美味い店である。その観点から見て、車で行きたい絶品うどん店は香川県の坂出市加茂町にある『がもううどん』だ。
アクセスは、高松自動車道高松檀紙ICより車でおよそ15分。メニューはうどんと、トッピングの天ぷら・あげ・温泉/生たまごのみというシンプルな構成で、うどんの玉数とトッピングのみを伝えてお金を払うセルフスタイル。
ダシと薬味を入れ、一口すするとこれまでに経験したことのないコシのせいで、口の中でうどんが踊るようである。少ししょっぱいダシもあいまって、完食までに時間はかからないだろう。自家製うどんのコシの強さをより感じたいなら、ダシは冷たいものに。がもうのうどんを食べると、他のうどんが食べられなくなってしまうかもしれない。