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国内屈指の繁華街のグルメといえば…クルマで行きたい、福岡のグルメスポット

ラーメンや明太子、もつ鍋と多くのご当地グルメが存在する九州・福岡県。国内でも屈指の繁華街である中心部には、多くの飲食店が集まっている。

今回は、そんな福岡にある車で行きたいグルメスポットを紹介する。

かわ乃 博多店

福岡グルメの定番といえばもつ鍋だ。醤油ベースのスープでホルモンとニラを煮て食べ始めたのが始まりと言われており、福岡県内では醤油ベースのスープ以外にも味噌味や水炊き風というように多くのバリエーションが生み出されている。

『かわ乃 博多店』は、昭和28年に創業。福岡都市高速環状線呉服町出口よりおよそ7分の場所にある、もつ鍋の老舗だ。ここのもつ鍋は王道の醤油味。新鮮なモツは大腸だけではなく小腸、センマイといったいくつかの部位をミックスして使用。その上からたっぷりのキャベツとニラを乗せて煮込んでいく。

和牛から選び抜いたというこだわりのモツは脂身が甘く、ぷりぷりと始めるような歯ざわりだ。キャベツとニラはスープとモツの旨味をたっぷりと吸い込み、それだけで御馳走となる。

鍋のシメには、残ったスープにちゃんぽん麺を入れよう。多くのもつ鍋店に広まっているこのシメだが、実はかわ乃が発祥だという説も。残ったスープをもったいなく思った当時の常連客が、ちゃんぽん麺を自ら持ち込んで食べたのだとか。もつ鍋の王道を味わうのなら、ここで決まりだ。

かわ乃 博多店

アクセス:福岡都市高速環状線呉服町出口より車で約7分
引用: かわ乃 博多店 公式サイト

元祖長浜屋

泣く子も黙るラーメン激戦区・福岡。歴史ある老舗や新進気鋭の新店、多くのラーメン店が覇権をかけて毎日鎬を削っている。中でも味わっておきたいのは、豚骨ラーメンである。その発祥は昭和21年に久留米の屋台が出した1杯が始まりだとか。当時の店主が横浜で流行っていた志那そばと、九州・長崎のちゃんぽんのスープにインスピレーションを受けて開発されたという。

福岡都市高速環状線天神北出口より車でおよそ3分の場所にある『元祖長浜屋』は、福岡の長浜で、ラーメンの聖地とファンから呼ばれている名店だ。創業60年を越える通称“ガンナガ”で味わえるのは「ラーメン」の1種類のみ。トッピングもチャーシューとネギのみというシンプルさも長浜ラーメンの魅力だ。

しかし、そのオーダーの方法に特徴がある。麺の硬さ・油の量・ネギの量を自分好みにカスタマイズしてオーダーするのである。一番人気なのはベタナマネギオオメ、つまり油多め・麺硬め(通常のカタよりもっと硬い)・トッピングのネギ増量ということになる。

初来店では、全てフツウで頂くのもおすすめだ。本来の味を知った上でカスタマイズに挑むのが当たり前の流れだからだ。

そして忘れてはいけないのが「替え玉」だ。ラーメンが残り1口2口で食べきりそうになってきたら、迷わず替え玉をオーダーしよう。丁度食べ終わる頃には次の麺が運ばれてくる。

キリリとした潔さと豚骨の濃厚さを感じられるガンナガで、ラーメンの真髄を体験しよう。

元祖長浜屋

アクセス:福岡都市高速環状線天神北出口より車で約3分
引用:元祖長浜屋 公式サイト

水月

福岡グルメでもう一つ見逃せないのが水炊きである。その名前が示す通り、スープのベースとして調味料等は一切用いないのが特徴。昆布やカツオといった一般的な素材すら使わず、丸鶏を使って出汁を取るのが福岡流だ。現在福岡には水炊きを味わえる店舗が数多く存在しており、創業100年を越える老舗やリーズナブルな専門店も増えている。

そんな、日本の四大鍋料理にも数えられる水炊きの元祖といえば明治38年創業の『水月』だ。福岡都市高速環状線天神北出口より、車でおよそ11分の場所にある。

毎日、開店前に大鍋で丹念に炊きあげられるスープは澄んで透明。これに少量の塩とネギを入れて飲むのは水月のオリジナルだ。続いて鶏の骨付き肉とキャベツを中心とした野菜を入れ、ポン酢と小ネギ、柚子胡椒で頂こう。滋味深いスープのコクと、しっとりとした鶏の旨味が薬味によってさらに強調されて口いっぱいに広がる。シメはおじやが定番だが、乾燥麺を入れる「地獄炊き」も用意されている。スープの最後の一滴まで楽しめるのが水月の水炊きなのだ。

水月

アクセス:福岡都市高速環状線天神北出口より車で約11分
引用:水月 公式サイト

* * *

豚骨ラーメンにもつ鍋と水炊き、福岡が誇る定番グルメの元祖を今回は取り上げた。もちろん、それ以外にも人々から愛される名店の数は挙げればキリがない。福岡は、本州から九州の玄関口だ。

九州旅行の際は、第一歩として福岡でお腹いっぱいグルメを堪能してほしい。

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