東北自動車道那須ICより、県道17号線を湯本方面へ。およそ12キロほど走ると到着する那須温泉街内、足利銀行明日出張所の先を右折して、400メートルほど先に『たなかや』はある。
那須湯本温泉にある民宿街。その小さな道を抜けて坂を上った高台にたなかやは建っている。家族経営ならではのおもてなしと安らぎが自慢で、名湯と言われる鹿の湯・滝の湯もほど近い。
料理は、地元・那須の山と川の幸をふんだんに用いて作る和洋折衷の料理だ。民宿ならではの家庭的な素朴さの中に、素材の良さと技のキレが光る。人気の洋食メニューであるローストビーフや目の前で炊き上げられる季節の釜飯など、派手さはないが何度でも食べたくなるメニューが揃う。
また、客室は全てが和風。高台にあるため、冬以外は窓を開けて通り抜ける風を爽やかに感じられる。部屋によっては、那須岳や温泉街を一望できるので、風景を眺めながらゆったりと寛ぐのもまた楽しい。