LUUPとは、2020年の5月より電動アシスト機能付き小型自転車のシェアリングサービス事業を展開してきたベンチャー企業である。
東京の渋谷に本拠地を置き、CEOはマイクロモビリティ推進協議会の会長を務める岡田大輝氏だ。「街じゅうを「駅前化」するインフラをつくる」を掲げ、「新しい機体の実証」および、「新しいシェアサービスの実証」の2つに取り組んでいる。
2017年より世界中で広がりを見せている電動キックボードだが、今回新たにLUUPでも電動キックボードの導入を開始した。その台数は100台。
電動キックボードをシェアできる対象エリアは、現在渋谷・新宿・六本木(赤坂/虎ノ門)・大阪キタ・ミナミの5エリアだ。対象エリアは、今後拡大していく予定だという。
都内を中心とするエリアの中に、駐車ポートはおよそ300箇所。その内、およそ200ポートで、電動キックボードの乗り降りができるようになっている。対象エリアと同様、電動キックボードの台数も、駐車ポートの数も増える見込みだ。
通常、電動キックボードは道路交通法の上では原動機付き自転車に該当する。しかし、LUUPの電動キックボードは経済産業省が設けた特例措置にて、小型特殊自動車として扱われる。そのため、ヘルメットの装着は任意となった。
これは嬉しいポイントの1つであり、ヘルメットによって髪型が崩れることがない。より、ビジネスマンや女性が使いやすい電動キックボードのシェアサービスとなった。