HOTEL

クルマで行きたい、松山の旅館

愛媛県の県庁所在地である松山。国内でも屈指の温泉地である道後温泉はじめ、市の西部には松山城など、多くの観光スポットに恵まれたスポットだ。そんな松山観光に欠かせないのが、旅の疲れを癒してくれる宿。今回は、松山にある車で行きたい、憧れの旅館を紹介する。

大和屋別荘

松山自動車道松山ICより、国道33号線を経由して車でおよそ30分。『大和屋別荘』は、数寄屋造りの端正な日本美を愉しめる旅館だ。総檜造りの館内は、数寄屋造りの名匠・山口修氏が手がけたもの。随所に伊予地方の伝統工芸である竹細工を用いて、凛とした雰囲気を生み出している。

客室は、露天風呂付スイートの「梅」「椿」を筆頭に全10室。フロアの1階から3階に分けて、それぞれに異なる設えが与えられた純和風の部屋が揃っている。

また、各部屋には道後温泉ゆかりの作家が残した古今東西貴重な書画や骨董が調度品として設置されている。種田山頭火や柳原極堂の掛け軸が、部屋に一層の品格を与える。

温泉は、もちろん道後の湯。日本で最も古い名湯を、季節の移ろいを感じる庭園露天風呂や御影石造りの大浴場で。湯上りには、アイスクリームやビールが無料で用意されている。姉妹館である大和屋本館の温泉も利用できるので、2つの宿をまたいで温泉三昧の贅沢も可能だ。

大和屋別荘

アクセス:松山自動車道松山ICより車でおよそ30分
引用: 大和屋別荘 公式サイト

CHAHARU離れ 道後夢蔵

松山自動車道松山ICより、道後方面へ走ることおよそ30分。『CHAHARU離れ 道後夢蔵』は、道後温泉郷のシンボルとなっている国指定重要文化財・道後温泉本館の東に位置する地産地消の宿だ。

温泉旅館の風情と、モダンなリゾートホテル両方の面を持つホテル旅館であり、館内のレストラン「Quatre-Cinq」で提供される料理は、フレンチのテイストと和の技術を駆使した新しい演出が愉しめる。瀬戸内が育んだ新鮮な魚介や旬の野菜、風味豊かな伊予牛をメインにしたコースは見た目も鮮やか。そこに、厳選されたワインのペアリングが加わり、テーブルをより一層美しく彩る。

客室は、道後の街並みを望み、水の流れをコンセプトとした「楽庵」始め、日本画における風神が住まう天上界をモチーフとした不思議な世界観が独特な「風庵」など、個性豊かな客室を揃えている。

また、宿の最上階はワンフロア丸ごと使ったロフト付きの隠れ家「別邸 如矢(べってい ゆきや)」が。設えの異なる寝室を3つも備える広大な客室は、古材の質感を大切に残した和モダン風。新しさと懐かしさが同居した、心温まる空間だ。

CHAHARU離れ 道後夢蔵

アクセス:松山自動車道松山ICよりおよそ30分
引用:CHAHARU離れ 道後夢蔵 公式サイト

道後温泉 ふなや

松山自動車道松山ICより、道後方面へ走ることおよそ30分。『道後温泉 ふなや』は、寛政年間1627年頃に創業。以来、390年を数える道後温泉の歴史と共に歩んできた老舗の宿だ。

俳句発祥の地とされている愛媛県。ここふなやにおいても、多くの文人墨客が足跡を残している。夏目漱石、正岡子規、種田山頭火や日本の近代経済の父・渋沢栄一など、挙げれば枚挙にいとまがない。

日本三古湯に数えられる道後の地に立つ宿である以上、やはり温泉は堪能しておきたい。開湯3000年の歴史ある道後の源泉をふんだんに引き入れる。檜造りと御影石、それぞれ特徴の異なる2つの大浴場に加え、2017年には御影湯に露天風呂を増設した。

客室は、和室/洋室/和洋室とバリエーション豊かに備える。2タイプある洋室には、俳人の生き方を表現すべく山海空の「青」をテーマカラーとした洗練されたデザインの部屋も。最新の音響設備に加えて照明も備え、部屋のお風呂は道後温泉引き湯の総檜造り。窓から見渡す松山市内や道後平野の眺望も抜群だ。

和洋室には、特別室とロイヤルスイートが。京都でも指折りの数寄屋大工の匠が手がけたロイヤルスイートは、150㎡と広々した空間。リビングにいながら、松山市内や松山城までを見通す。一度は宿泊してみたい、贅沢な客室である。

道後温泉 ふなや

アクセス:松山自動車道松山ICよりおよそ30分
引用:道後温泉 ふなや 公式サイト

* * *

総檜造りの館内に伊予地方の伝統工芸である竹細工を用いた宿を始めとして、寛政年間1627年頃に創業した老舗旅館など、一度は泊まってみたい旅館が集まる愛媛県の松山。松山観光の際は、憧れの宿でゆったりとした休日を過ごしてほしい。

【日本最大級】楽天トラベル





松山のレンタカーはタイムズのレンタカー がおすすめ!


関連記事

  1. クルマで行きたい、福島の民宿
  2. 豊かな自然の中で過ごす休日…クルマで行きたい、秋田県…
  3. クルマで行きたい、宮城の旅館
  4. クルマで行きたい、熱海の旅館
  5. クルマで行きたい、富山の旅館
  6. 圧巻の山々の元で…クルマで行きたい、富山県のスキー場…
  7. クルマで行きたい、九州のグルメスポット
  8. 涼しくなってきた今こそ極めたい…キャンプに必須のモー…

おすすめ記事

  1. シントトロイデン 2021-2022シーズン ユニフォーム

Category



PAGE TOP