沖縄を代表するご当地グルメとして真っ先に挙げられるのが沖縄そばではないだろうか。沖縄県全域で食べることができる沖縄そばは、カツオと豚骨で獲った色が薄い出汁で麺を頂くうどんに近い郷土料理の1種。
沖縄でそばといえば、この沖縄そばを指すため、恥をかかないように注意だ。トッピングはは豚の三枚肉に沖縄かまぼこといった具材が基本。しかし、具材によって沖縄そばはその呼び名が変わることもしばしば。中でも、最も有名なのが豚のスペアリブを乗せたソーキそばであろう。このソーキそばにもバリエーションがあり、骨が硬いままの本ソーキと、骨まで柔らかくなるまでじっくり炊きこんだ軟骨ソーキが存在する。
沖縄を訪れた際は、食べずにいられない沖縄そばであるが、名護の地に大正13年に創業した老舗が『新山食堂 宮里店』だ。
アクセス方法は、沖縄自動車道許田ICより国道58号線へ。辺戸岬方面へ北上しよう。名護市の大北5丁目交差点を右折して、約100m先の右側にある。
ベーシックな「沖縄そば」を始め、「新山ソーキそば」に「三枚肉そば」といった外せないメニューが目白押し。平内のもっちりした麺と、時間をかけて取った優しい味のダシは相性抜群。麺はもちろんのこと、スープまで飲み干さずにいられない至高の1杯である。