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島国ならではの美食…クルマで行きたい、沖縄のグルメスポット

日本が誇る最高のリゾート地・沖縄。歴史を遡ると、琉球王国として独自の文化を発展し、個性的な食文化を育んできた。現在でもその食文化は強く根付いており、沖縄ならではの美食が、観光目的としても大きな存在感を放っている。

今回は、そんな沖縄にある車で行きたい絶品グルメスポットを紹介する。

キングタコス 金武本店

タコスもよく食べられている沖縄県で、それよりも地元の味として古くから愛されているのがタコライスだ。沖縄県の国頭郡金武町はタコライスの町として知られており、2015年6月29日に惜しまれつつ廃業したパーラー千里の経営者・儀保松三氏が、1984年に生み出した料理である。

このタコライスとは、味付けを施した牛のひき肉をご飯にまぶし、チーズや生野菜を乗せてサルサソースを掛けて仕上げる軽食の一種。現在、パーラー千里でタコライスを食べることはできない。

しかし、パーラー千里のタコライスと全く同じ味を、沖縄自動車道金武ICより車でおよそ5分。『キングタコス 金武本店』受け継いでいる。

キングタコス 金武本店では、看板メニューである「タコライス」を始め、メキシコ発祥でトウモロコシを原材料とする生地を用いた「タコス」や「タコライスチーズ野菜」といったメニューが提供される。県内外から多くのファンが詰めかけるこの店では、長蛇の列ができることも珍しくない。30分待ちも覚悟しなければならない屈指の人気店である。

キングタコス 金武本店

アクセス:沖縄自動車道金武ICより車でおよそ5分
引用: キングタコス 金武本店 公式サイト

新山食堂 本店

沖縄を代表するご当地グルメとして真っ先に挙げられるのが沖縄そばではないだろうか。沖縄県全域で食べることができる沖縄そばは、カツオと豚骨で獲った色が薄い出汁で麺を頂くうどんに近い郷土料理の1種。

沖縄でそばといえば、この沖縄そばを指すため、恥をかかないように注意だ。トッピングはは豚の三枚肉に沖縄かまぼこといった具材が基本。しかし、具材によって沖縄そばはその呼び名が変わることもしばしば。中でも、最も有名なのが豚のスペアリブを乗せたソーキそばであろう。このソーキそばにもバリエーションがあり、骨が硬いままの本ソーキと、骨まで柔らかくなるまでじっくり炊きこんだ軟骨ソーキが存在する。

沖縄を訪れた際は、食べずにいられない沖縄そばであるが、名護の地に大正13年に創業した老舗が『新山食堂 宮里店』だ。

アクセス方法は、沖縄自動車道許田ICより国道58号線へ。辺戸岬方面へ北上しよう。名護市の大北5丁目交差点を右折して、約100m先の右側にある。

ベーシックな「沖縄そば」を始め、「新山ソーキそば」に「三枚肉そば」といった外せないメニューが目白押し。平内のもっちりした麺と、時間をかけて取った優しい味のダシは相性抜群。麺はもちろんのこと、スープまで飲み干さずにいられない至高の1杯である。

新山食堂 本店

アクセス:沖縄自動車道許田ICより国道58号線へ
引用:新山食堂 本店 公式サイト

山羊料理 美咲

沖縄の食文化を語る上で、避けては通れないのが山羊である。沖縄県民以外には食材としてほぼ馴染みのないヤギだが、沖縄では古くから山羊を貴重なたんぱく源として食してきた歴史がある。

とはいえ山羊は獣臭がきつく、沖縄県民でも好き嫌いがはっきり分かれるのだとか。山羊肉の調理法としては新鮮であれば刺身、そうでなければ生姜やヨモギを一緒に煮込んで獣臭さを消す「山羊汁」が一般的だ。

そんな山羊を用いた郷土料理を出す人気店が那覇市の安里駅前『山羊料理 美咲』である。沖縄自動車道西原ICより、車でおよそ15分。メニューには、チャンプルーなど多くの郷土料理が並ぶが、やはりここでのお目当ては「山羊汁」だ。

山羊のホルモンや肉が骨付きのまま豪快にヨモギとともに煮込まれ、ジビエ肉を連想させる特有のにおいとヨモギの香りがパンチを利かせてくる。アジア圏のスープ料理にも近い味わいで、1度食べたら癖になりそうだ。

また、お腹に余力があるなら、「山羊のさしみ」も堪能しておきたい所。滋養強壮の薬としても食べられてきた山羊肉で、日ごろの疲れも吹き飛ぶかもしれない。

山羊料理 美咲

アクセス:沖縄自動車道西原ICより車でおよそ15分
引用: 山羊料理 美咲 公式サイト

* * *

美しい海と、温暖な気候。自然が育む豊かな食材が揃う沖縄では、本州には見らない数々の料理がある。今回紹介しきれなかった郷土料理やいわゆるB級グルメは、まだまだ存在している。

沖縄県を訪れた際は、独自の食文化を味わい尽くしてほしい。

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