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欧州にてC-HRにGR Sportが追加 2021年1月よりデリバリーを開始

2020年11月10日、トヨタよりCH-Rの2021年モデルが発表された。今回発表された新型は欧州仕様であり、日本仕様車とはデザインなどに若干の違いが見られる。マイナーチェンジに合わせて、新しくC-HR GR SportとC-HICが追加される。市場に投入されるのは、来年2021年の1月からの予定だ。

国内外で高い人気を誇るC-HR

欧州にて、C-HRが販売を開始したのは2016年のことだった。SUVであることを忘れてしまいそうなほど流麗なクーペスタイルを持ち、意のままに操ることができるハンドリングが可能なクロスオーバーSUVとして登場。C-SUVのセグメントに多大なる影響を与えた1台である。

そんなC-HRであるが、デビューしたその年には欧州全体で12万台を売り上げ、ライバル達を震え上がらせた。2020年になっても売り上げは堅調で、1.8L/2.0Lの2つのハイブリッドエンジンを選択肢として備えるC-HRは、現在40万人以上の欧州人によってハンドルを握られているという。

日本国内でも、販売を開始した翌年の2017年から2018年と、連続してSUVカテゴリでの新車販売台数トップを獲得している。

さて、今回のマイナーチェンジにより、欧州仕様車にもC-HR GR Sportが新グレードとして登場した。日本仕様車にC-HR GR Sportが追加されたのは2019年10月のことだったので、日本に1年ほど遅れての改良新型となる。

導入国で異なるデザイン

欧州でデビューする新型C-HR GR Sportだが、見比べて見ると日本仕様とはデザインがかなり異なっている。

日本仕様のC-HR GR Sportが、「それ」っぽく見えるようアグレッシヴなエクステリアデザインとなっているのに対し、欧州仕様ではベースのデザインを可能な限り残したスッキリとした印象を与えてくれる。

海外仕様と日本仕様でデザインが異なるのは、取り立てて珍しいことではない。世界で最も売れている車種であるカローラも、同じようなデザインの違いがある。カローラに限って言えば、日本仕様・北米仕様・欧州仕様とC-HRよりもさらに細かい「お国柄」があるほどだ。

付け加えておくと、欧州仕様のカローラにのみ、GRモデルが設定されている。カローラスポーツの追加で、日本国内におけるイメージ刷新と購入者層の若返りは徐々に成功しているカローラであるが、海外ではそもそもカローラ自体が若々しくてスポーティな小型セダンなのである。

話を戻そう。欧州仕様のC-HR GR Sportにも、日本仕様と同様にGR Sport専用の装備が数多く与えられている。

フロントだけを見てみても、エンブレムはブラックになり、グリルもダーククローム仕上げだ。センターバンパーとフォグランプ周辺もピアノブラック塗装が施され、フロントスポイラーも専用の装備だ。

サイドビューではドアモールディングインサートがピアノブラック塗装となり、19インチのアロイホイールデザインが装着される。このホイールも日本仕様とはデザインが異なる部分だ。リアに回り込んでみると、フロントと同じくブラックになったエンブレムとリフレクター周辺。アンダーバンパーにはトリムガーニッシュが装着され、「GR SportR」のロゴも取り付けられる。

専用装備を詰め込んだインテリア

インテリアでは、「GR」のイメージカラーであるブラック×レッドをモチーフとした。シフトブーツはレッドステッチのアクセントが入れられ、アルカンターラでトリミングしたファブリックか革のシートを搭載する。

加えて、パンチングレザーのステアリングホイールリムを装着し、ホイールリムにもレッドステッチを施した。専用のスカッフプレートが取り付けられ、GR Sportロゴと専用スタート/ストップボタン。エンジン始動時に見ることができるアニメーションもGR Sport専用のアニメーションが用意された。

インテリアの装備でも欧州仕様と日本仕様車は一部異なり、ステアリングホイールのデザインが異なるという特徴を持っている。

また、安全装備に関しても、アップデートされた最新のトヨタセーフティセンスが採用されている。緊急ステアリングアシストと交差点ターンアシスタンスがプリコリジョンシステムに追加され、ドライバーサポートとしてフルレンジのアダプティブクルーズコントロールが含まれる。

※ ※ ※

C-HRは、開発段階から試作車をニュルブルリンク24耐で鍛え上げてトヨタが生み出したSUVだ。そのような経緯を経て市販車となったモデルなど、スーパーカー領域でもなければ前代未聞だ。コンパクトSUVだが、スポーティ。ファン・トゥ・ドライブを掲げるトヨタらしさが詰まった1台だといえるだろう。

今回、欧州仕様にもGR Sportが追加されたことで、さらに多くの人がGRの走りを体験することになる。実用性の高い車はもちろん便利だが、車の魅力はそれだけでない。そのことを欧州に住む人々が再確認するのではないだろうか。

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