青森・秋田の県境、西津軽の深浦町にある『不老ふ死温泉』は、世界自然遺産にも登録されている白神山地の麓で1970年代から営業を続ける人気の温泉旅館である。秋田自動車道能代東ICより、車でおよそ1時間。青森方面からだと、東北自動車道浪岡ICより約2時間だ。
夕方になると、景色が全て沈む夕日によって黄金色に染められることに由来して「黄金崎」と名付けられた場所に建ち、露天風呂を始め客室やレストランなど、あらゆる場所から日本海と沈む夕日を一望できる。
自慢の温泉は、何度もメディアに取り上げられた経験がある。海までわずか1メートルの場所で、海岸と一体化する造りとなったひょうたん型の露天風呂は、正に絶景の露天風呂。何も遮るものがない圧倒的な開放感は、ここでしか味わえない。
オンリーワンな景色もさることながら、その泉質もまた不老ふ死温泉ならではだ。赤褐色の源泉をかけ流しにする天然温泉は、「ここで養生すれば、老いたり弱ったりしない」とも言われている。眼前に広がる日本海を、大パノラマで楽しみながら名湯でゆっくり疲れを癒そう。
客室は、モダン洋室・和室・洋室の3タイプを揃える。ゲストの居心地の良さを第一に考えたシンプルな造りで、全室がオーシャンビューだ。時間の経過と共に移り行く海原を眺めながら、ゆるりとした雰囲気を楽しもう。