日本の玄関口として、古くから西洋文化を積極的に受け入れてきた横浜。そのため、食文化も独自の発展を遂げており、和洋折衷さまざまなグルメの宝庫となっている。
今回は、車で行きたい横浜の定番や一度は食べておきたい名物グルメスポットを紹介する。
崎陽軒本店 亜利巴”巴”
大阪で「551の肉まん」が定番となっているのと同じく、横浜の定番グルメとして外せない存在となっているのが「崎陽軒のシュウマイ」である。
手軽にさまざまな場所で購入できるシュウマイ弁当は、現地人なら1度は口にしたことがあるというほどメジャー。何度食べても飽きがこないシュウマイは、ホタテの貝柱と豚ひき肉の合わせ技が絶妙だ。
冷めても美味しい崎陽軒のシュウマイを、心行くまで味わうことができるのが『崎陽軒本店 亜利巴”巴”』。ここでは、ランチバイキングの時間限定ではあるものの、シュウマイが食べ放題のサービスを行っている。シュウマイだけではなく、30種類を超える料理やサラダバーも利用できるとあって、平日/休日問わず崎陽軒の味を求める客で溢れている。
価格は平日で大人1名2,000円～というリーズナブルさも人気の秘密。料理だけではなく、ソフトドリンクも飲み放題になっており、休日にはワインの飲み放題も付いているという大盤振る舞いだ。
崎陽軒本店ビルの地下1階フロアに店舗はあり、JR横浜駅東口より徒歩3分。首都圏より車でおよそ50分とアクセスも良好で、首都高速神奈川1号横場線のみなとみらい出口で降りよう。その後は、桜木町方面にみなとみらい大通りを5分ほど走ると到着する。
崎陽軒本店 亜利巴”巴”
アクセス：JR横浜駅東口より徒歩3分
引用： 崎陽軒本店 亜利巴”巴”
公式サイト
吉村家
『吉村家』といえば、泣く子も黙る「家系ラーメンの元祖」だ。ラーメン好きで、総本山・吉村家を知らないのはモグリだといっても過言ではない。
現在、日本全国には多くの家系ラーメンを名乗る店舗がそんざいするが、吉村家が直系であることを認めている店舗は7店舗しか存在しない。つまり、現在家系ラーメンを名乗っているラーメン店は家系インスパイアラーメンであるということになるだろう。
吉村家のラーメンは、キレのあるカエシと、豚骨/鶏ガラをベースとした豚骨醤油スープが基本。味は濃厚そのもので、スープを完成させるために、1日に豚骨1トン、鶏ガラは500羽分を炊き上げるという。黄金に輝く鶏油(チーユ)と、どんぶりからはみ出さんばかりの大ぶりな海苔とチャーシュー、ほうれん草のトッピングが特徴だ。
酒井製麺製の太麺はたっぷりとスープを持ち上げ、一口すすりとスープとの愛称の良さに驚かされる。モチモチとした弾力のある麺は、咀嚼するのも楽しい。
また、卓上にはおろしニンニクやニンニクチップにショウガ、胡椒、酢にゴマといった調味料が用意されている。食べ進める中で、自分好みに味をカスタマイズしていくのもまた吉村家での楽しみ方だ。
店舗自体は横浜駅西口より徒歩6分ほどの場所に位置している。車で訪れる場合は、首都高速神奈川2号三ツ沢線を横浜駅西口で降り、浅間町方面へ行こう。新田間橋交差点を左折して新横浜通りに入ることができれば、前方左側に目的地が見えるはずだ。
吉村家
アクセス：横浜駅西口より徒歩6分
引用：吉村家 公式サイト
上海料理 梅蘭 金閣
都心より車でおよそ1時間、みなとみらい線元町中華街駅にほど近い『上海料理 梅蘭 金閣』は、横浜の中華街でオリジナルの焼そばを提供する人気店だ。焼きそばといっても、麺にソースを絡めて野菜や豚肉を具材として入れる焼きそばではない。
ドーム状になるよう表面をカリカリに焼き上げた麺の間に、肉や野菜をたっぷりと入れた餡を挟むという特徴的な見た目をしている。
保存料を使わず、自然な素材のみで打った麺は細めの縮れ。柔らかさと弾力を両立させた仕上がりとなっている。この麺に、強火で炒めたもやしやたまねぎといった新鮮野菜と豚肉を併せることで、素材の旨味を閉じ込めて食感をも引き出している。
オーソドックスな「梅蘭焼きそば」を始めとして辛みを増した「辛口梅蘭焼きそば」や、海鮮をたっぷり使った「特製海鮮梅蘭焼きそば」といった3種類の焼きそばを提供。他にも、さまざまな中華の1品料理やコースを堪能できる。
上海料理 梅蘭 金閣
アクセス：都心から車で約1時間
引用：上海料理 梅蘭 金閣 公式サイト
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多くの観光スポットが存在し、魅力的なグルメスポットも選びきれないほど点在する横浜エリア。
定番から名店まで、よりどりみどりで到底1日巡ったぐらいでは味わいつくせないだろう。首都圏からのアクセスの良さも魅力な、横浜エリアのグルメを是非堪能してほしい。
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