食と温泉...クルマで行きたい、九州のホテル

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食と温泉…クルマで行きたい、九州のホテル

それぞれに個性豊かな風土や気候、歴史を持つ7つの県からなる九州。

豊かな自然が育んだグルメや有名な観光スポット、人気の温泉地が多く存在している。

今回は、そんな九州にある車で行きたいホテルを紹介する。

城山ホテル鹿児島

『城山ホテル鹿児島』が位置するのは九州南部の海沿い、鹿児島の県庁所在地である鹿児島市だ。鹿児島空港より溝辺鹿児島空港ICを経由して鹿児島北ICへ。高速を降りて、国道3号線を走ることおよそ10分で到着する。

ゲストルームは、堂々の全355室27タイプ。一部の客室からは、桜島を一望できる景観となっている。さらに、2020年10月にはホテルの開業以来初めてとなるクラブフロアが開設された、それに伴い鹿児島で最上級のホテルを目指してスイート及びハイグレードクラスの客室を改装。

特に、最高級の「SHIROYAMA インペリアルスイート」は、圧巻の200平方メートルの広さを誇り、リビング・ダイニング・ベッドルームのつながりをプライベートな距離を保ちつつ一体感を感じさせてくれる。ベッドルームでは、伝統工芸の組子を用いて鹿児島の自然を表現。導入されたサータ社製ベッドといった寝具や各種インテリアも、選び抜かれたものばかりである。

全国7位に輝いたこともある、朝食ビュッフェが自慢の宿としても知られている。今は宿泊客しか利用ができないので是非宿泊して堪能してほしい。

ホテルに引かれる温泉は、地下1000メートルより汲み上げられる「さつま乃湯」だ。108メートルの高台にあるこの温泉は、鹿児島市内を一望できる絶好のロケーション。美人の湯とも呼ばれる良質な泉質の温泉に浸かりながら、春夏秋冬織りなす景色を心行くまで堪能しよう。

ホテル　イル・パラッツォ

福岡市中央区、すぐ隣には那珂川が流れ、地下鉄七隈線天神南駅や多くの買い物客が訪れるキャナルシティにもほど近い『ホテルイル・パラッツォ』。九州自動車道福岡ICを最寄りインターとし、高速を降りておよそ10分で到着する。駐車場は平面と立体で、合計10台分を備えている。

このホテルの特徴的な外観は、20世紀の建築に多大な影響を与えたイタリアの天才アルド・ロッシが日本で初めて手がけた建築物だ。1991年にはアメリカの建築家協会より、アメリカ国内以外の建築物としては史上初めて、優れた建築物としてAIA名誉賞を受賞している。

宮殿を意味する「イル・パラッツォ」だが、デザインされた空間の中にスタンダードフロアとグランデフロア、2フロアに分かれたゲストルームを内包している。

特に、グランデフロアではそれぞれの部屋に異なるコンセプトが与えられた、スタイリッシュなインテリアデザインがなされている。我々が想像するような、ハリウッドスターの自宅リビングに近いだろうか。

このグランデフロアが目指したのは、真のスモールラグジュアリーだ。極限まで研ぎ澄まされた機能性と利便性は国際レベル。国内だけではなく、海外からの訪日客が多い博多にあるホテルだからこそできる一流のおもてなしである。

アイランドナガサキ

2018年、長崎県西彼杵郡に属する沖合、伊王島で人気だった宿泊施設『やすらぎ伊王島』が『アイランドナガサキ』としてリニューアル。新たな総合型エンターテインメントリゾートとして生まれ変わった。

アクセスは、九州自動車道鳥栖JCTから長崎自動車道へ入る。長崎IC、南環状線新戸町ICを経由して江川交差点を右折しよう。長崎ICから、およそ30分の道のりだ。

ゲストルームは、用途やライフスタイル、人数に合わせて伊王島の魅力を楽しめる6タイプ。オーシャンビューを広々としたテラスから望む「テラスロッジ」や全長80メートルのドッグランが付き、ペットと宿泊できる「パークロッジ」、伊王島港に最も近い全室フォースタイプの「ミナトホテル」などなど、新たな発見とワクワクに満ちたゲストルームばかりである。

また、2020年9月には大型の温泉・スパテーマパークである「長崎温泉アークランドスパ」がオープン。年間を通して水着で楽しめる全天候型のスパテーマパークに加え、屋外にはインフィニティ設計の寝湯や子供も楽しめるプレイキッズスプラッシュが揃う。

さらに、男女各幅18メートルの展望露天も。長崎の海を一望しながら抜群の開放感の中、ゆったりと疲れを癒そう。

他にも、味わい尽くせないほどの設備を備えるアイランドナガサキ。1泊ではもったいないかもしれない。