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クルマで行きたい、高崎の旅館

関東地方の北西に位置し、群馬県内では商工業都市として知られている高崎エリア。日本で2番目に高い標高に存在する天空の湖・榛名湖始め、縁起モノの達磨発祥として知られる少林山達磨寺など、数多くの観光スポットが存在している。そんな高崎観光に欠かせないのが、旅の疲れを癒してくれる宿。今回は、高崎県にある車で行きたい、憧れの旅館を紹介する。

榛名湖温泉 ゆうすげ元湯

関越自動車道渋川伊香保ICより、伊香保榛名道路を通っておよそ40分。『榛名湖温泉 ゆうすげ元湯』は、榛名湖畔では唯一存在する天然温泉「榛名湖温泉」を愉しめる湯宿だ。

標高1100メートルの高さに位置する県立榛名公園。その中にある榛名湖に面して宿は建っている。多くの高原生物が生息し、その形が富士山に似ていることから榛名富士とも呼ばれる榛名山。雄大な自然を景色を眺めながら、ゆったりとした滞在を満喫できる。

そんな絶好のロケーションで湧出する榛名湖温泉は、湯量豊富できめ細やか。滑らかな泉質が肌にも優しい。

提供する料理は、榛名の恵みをふんだんに用いて作る会席コースだ。ゆうすげは、地産地消へのこだわりから、群馬県が認定する地産地消推進店にも選ばれている。群馬県が誇る希少な高級鶏「赤城鶏」を味わえるさくらコースを始め、上州もち豚をメインに据えたつつじコースなど、群馬県の旬を味わえるコースばかり。高崎だからこそ味わえる季節の味をお腹いっぱい堪能しよう。

榛名湖温泉 ゆうすげ元湯

アクセス:関越自動車道渋川伊香保ICより、クルマでおよそ40分
引用: 榛名湖温泉 ゆうすげ元湯 公式サイト

倉渕川浦温泉 はまゆう山荘

関越自動車道前橋ICより、車でおよそ1時間。『倉渕川浦温泉 はまゆう山荘』は、高崎の市街地と軽井沢の中間、利根川の源流域に広がる森の中に建つ温泉一軒宿だ。

石と木、自然由来の素材をふんだんに用いた建築デザインが第29回建築業協会賞を受賞した。外観から見ごたえたっぷりである。

館内はバリアフリー対応となっており、優しい造り。客室は、和室か和洋室タイプから選ぶことができる。

自慢の温泉は、敷地内で湧出する倉渕川温泉だ。茶褐色の湯は、ナトリウムやカルシウムを多く含んだ塩化物・硫酸塩温泉。硬化した皮膚を軟化させ、角質の除去や毛穴の汚れを落とすといった効果が期待できる美肌の湯である。

夕食には、4種類の和食会席が用意されている。地元産の天日干しコシヒカリ「はんでえ米」や名産品のトマトといった新鮮野菜など、倉渕が誇る地元の食材をふんだんに使った会席料理だ。

会席コースの中で最もグレードが高い料理長特選コースは、ブランド牛・上州牛の陶板焼きや最高級ニジマスであるギンヒカリの刺身も。倉渕の自然を堪能できる献立となっている。

倉渕川浦温泉 はまゆう山荘

アクセス:関越自動車道前橋ICより、車でおよそ1時間
引用:倉渕川浦温泉 はまゆう山荘 公式サイト

豊田屋旅館

関越自動車道高崎玉村スマートICより、車でおよそ20分。『豊田屋旅館』は、高崎駅前のビル街に佇む木造2階建て。その場所だけタイムスリップしたかのような錯覚を見せてくれる風情ある宿だ。創業したのは、高崎駅の開業とほぼ同時期。1884年ごろだという。

当時は多くの旅館が軒を連ねていた高崎駅前だが、度重なる開発と長い年月を経て姿を消し、現在ではほとんど旅館の姿を見ることはできない。豊田屋旅館は、当時の面影をそのまま残す国内でも数少ない駅前旅館の1つである。

遡ること戦前には高崎第十五連隊の兵士たちが家族と再開する宿となり、司馬遼太郎も宿泊。戦後には今井正がメガホンを取った映画『ここに泉あり』の撮影に訪れた岸恵子や岡田英二といった銀幕のスター達も訪れたことも。多くのエピソードも、豊田屋が今でも魅力的に輝くバックボーンだ。

宿泊ももちろん可能だが、昼の会席に夜の宴会と、割烹として多くのリピーターを抱える。歴史ある老舗だが、気取らない敷居の低さが人気の秘密だ。ホームページも持たず、広告も打たない。豊田屋旅館に宿泊した、豊田屋旅館で食事をした。ただそれだけで、高碕観光の自慢話として話せるほどの価値があるのである。

豊田屋旅館

アクセス:関越自動車道高崎玉村スマートICより、車でおよそ20分
引用:豊田屋旅館 公式サイト

* * *

榛名湖畔では唯一存在する榛名湖温泉を愉しめる旅館を始めとして、高崎駅前でノスタルジックな姿を残す旅館など、一度は泊まってみたい旅館が集まる高崎。高崎観光の際は、憧れの宿でゆったりとした休日を過ごしてほしい。

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