博多港にて車をフェリーに乗せ、波に揺られることおよそ2時間。到着した芦辺港から20分の距離にあるのが『壱岐ステラコート太安閣』である。壱岐島は、実は案外アクセスが良い。飛行機を乗り継ぐルートを使えば、東京・羽田空港からでも3時間掛からない。大阪伊丹空港からなら、2時間ちょっとで到着するのだ。
この壱岐ステラコート太安閣は、壱岐でも最大級のリゾートホテルだ。旅館の寛ぎと、ハイクラスホテルの利便性を兼ね備えたリゾート旅館と呼んでしまってもいいかもしれない。スタイリッシュな外観と同様、客室も洗練された空間が演出されている。
一人旅やビジネス用、家族旅行などなど、さまざまな用途に合わせられている。和室は広縁付き、洋室はモダンなインテリアを備えるデュベスタイルだ。ファミリーでの仕様にも適した5~6名用の部屋もあるので、プランに合わせた部屋を探すことができる。
温泉には自慢の洞窟風呂も。これは、壱岐島の観光スポットである鬼の岩屋をモチーフとした浴場であり、浜石を敷き詰めた床面からはマッサージ効果が期待できるジャグジーが吹き出している。
さらに、日本初だという超遠赤外線温浴施設「星月夜の兪」では、遠赤外線を越えた超遠赤外線が、身体を芯から温める。血流改善に効果があるとされ、美容や健康維持にもってこいだ。
ホテル周辺には、車で30分圏内に多くの観光名所やレジャースポットがある。神道発祥の地として名高い月読神社や平安から室町時代にかけての貴重な文化財を収める住吉神社といった神社仏閣。猿岩や鬼の足跡といった絶好のロケーションを見ることができるのも壱岐島ならではだ。このホテルに泊まったのなら、一度は見ておきたいものである。