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【レクサス LCコンバーチブル】念願のコンバーチブルが追加、ブランドをリードする1台になるか?

レクサスは7月15日、LCコンバーチブルを日本国内で発売した。レクサスのフラッグシップクーペであるLCのコンバーチブルモデルである。

レクサスブランドにおけるコンバーチブルは、かつてSCやISコンバーチブルがあったが、いずれも2000年代のモデルであり、10年以上の時を経てレクサスに新たなコンバーチブルモデルが追加となった。 コンバーチブルは、多くの販売台数を期待できるモデルではないが、ブランドを高めるフラッグシップとしての機能を持っていることから、メルセデスベンツやBMWといったプレミアムブランドのライバルと戦う上で欠かせない戦力となるだろう。

LCコンバーチブルは、レクサスのフラッグシップコンバーチブルとしての存在感を、LC独自の世界観とともに表現したという。また、造形美と空力性能や慣性諸元といった機能性との両立をコンバーチブルでも追求しているほか、LCシリーズとしての統一感を保ちながらも、専用パッケージングによりソフトトップルーフの軽快感や開放感、リヤのダイナミックな印象など、LCコンバーチブルならではの個性が引き立つエクステリアとなった。

さらに、ルーフを開いても閉じていても美しいシルエットのコンバーチブルを目指した結果、ルーフオープン時は、ソフトトップが完全に格納される自動開閉式のトノカバー付きフォールディング機構を採用。クーペ同様に低く構えたフロントフェンダーに加え、ドアエンドのベルトラインのキックアップ形状と、トランクの後端を跳ね上げたリヤシルエットにより、キャビンまわりの適度なタイト感と前後の伸びやかさをあわせ持つプロポーションを実現している。

加えて、トランク後端を左右方向にも広げることで、ラグジュアリースポーツらしい存在感を際立たせたリヤデザインとなっている。またソフトトップの材質や質感を吟味し、骨格と素材の張り具合を徹底的に検証することで、ルーフクローズ時にクーペのような美しいルーフラインとなった。

ルーフはソフトトップを採用することで、車両重量の軽量化に貢献。さらにルーフの収納スペースを最小化でき、オープン時の美しいスタイリングを実現している。また吸音材を組み合わせた4層構造とすることで優れた静粛性も兼ね備えた。

エクステリアカラー11色とソフトトップ2色、内装色3色で44通りの組み合わせを設定。

価格はLC500コンバーチブルが1500万円。特別仕様車のLC500コンバーチブル “ストラクチュアル ブルー”が1650万円となる。

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