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【メルセデス・ベンツ】コンパクトSUV、GLAがフルモデルチェンジ

2020年6月25日、メルセデス・ベンツからオンライン発表で新型GLA/GLBの2モデルが発表された。世界でも絶大な人気を誇る、メルセデスのSUVラインナップに新しく登場した2台は、すでに海外でも多くの注目を集めている。今回は、新型GLAについて迫っていこう。

新型GLAが日本市場に上陸!価格は502万円

新型GLAは、2014年に発表された先代モデルから初のフルモデルチェンジを遂げて登場した。新型GLAは、コンパクトボディでありながら、メルセデス・ベンツのSUVラインナップで培ってきた技術を最大限に凝縮した1台となっている。また、都市での日常生活にも適用できるよう、スタイリッシュかつオールラウンドなモデルへと仕上げられた。

そのボディサイズは、全長4415mm×全幅1835mm×全高1620mmとなり、最低地上高は202mmである。エクステリアデザインは、曲線を基調としており、クーペのような美しいシルエットが演出された。ヘッドライトは、シャープなデザインが意識されている。また、インテリアデザインには、スポーティーでモダンな統一感のあるデザインが印象的だろう。

ラインナップは「GLA 200 d 4MATIC」となり、その価格は502万円。納車は、2020年の7月頃を予定している。

メルセデスのSUVラインナップの技術力が光る

新型GLAは、スタイリッシュな都市型SUVの一面を持つ一方、悪路走破性にも十分な実力を発揮できる頼もしいモデルだ。また、あらゆる最先端システムを駆使することで、オンロードやオフロードなど、さまざまなシーンで気持ちのいい走りを実現できる。さらに、Sクラス同等の安全装備や音声コントロールなど、見逃せない機能が豊富に取り揃えられている。

まず、新型GLAの四輪駆動の4MATICは、他のモデルとそのシステムが少し異なる。これは、センターコンソール部分にあるダイナミックセレクトのスイッチを操作すると、各モードを選択することが出来る。また、選択されたモードに応じて、連続的にトルク配分比を変更することも可能。基本の配分比は、ECO/コンフォート80:20、スポーツ70:30、オフロード50:50の3パターンが用意されている。システム側も、路面状況に応じて最適な前後トルク比に変えており、オンロードでの高い効率性や安全性、オフロードでの高い悪路走行性を両立することができる。

エンジンには、2リッター直列4気筒クリーンディーゼルターボを採用しており、最高出力150PS、最大トルク320N・mとなる。ディーゼルエンジンらしい燃費や力強さを魅せつける一方で、静寂性と滑らかな走行性を実現。さらに、ヨーロッパの厳しい排ガス制限「ユーロ6d」に対応できる、万全の排ガス処理システムを搭載している。通常のディーゼルエンジンの排ガスシステムに加えて、床下に窒素酸化物を処理するSCR、アンモニアを除去するための触媒を搭載することにより実現できた。

安全装備は、自動急ブレーキやアクセル・ハンドル・ブレーキ操作を自動でアシストしてくれるアクティブクルーズコントロールの機能を搭載。また、ナビゲーション・パッケージを付けることで、ACC(アクティブクルーズコントロール)に、自動発信機能、アクティブレーンチェンジングアシスト(高速道路の走行時に、方向指示器を動かすだけで車線変更してくれる機能)追加することもできる。

さらに、音声を使ってエアコンの温度調整、天気予報の確認、目的地の設定ができる「MBUX」も備わっている。音声だけでなく、センターコンソールびタッチパッドを使ったり、ステアリング上のタッチコントロールボタン、タッチスクリーンなど、ユーザーの好みやその場の状況に応じて選べるのも、うれしいポイントのひとつだ。このように、手を使わず、言葉ひとつで簡単に操作できる機能が備わることにより、運転操作に集中することができるため、非常に便利だろう。

2014年に初代GLAが発表されて以降、はじめてフルモデルチェンジを遂げた。メルセデスが誇るSUVの技術力が詰め込まれたコンパクトSUVとして、海外市場でも多くの人気を集めている。今回オンライン発表会を行ったことによって、一般の方も閲覧できた。インターネット上のコメントを見ていると、おおむね高評価のようだ。

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