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【ヒュンダイ ツーソン】人気SUVの次期型を公開 北米に11月より投入

ヒュンダイが、コンパクトSUVであるツーソンの次期型モデルをオンラインで公開した。日本へは正式に導入されないが、北米市場を皮切りに11月より投入予定。販売価格は、日本円で260万円~ほどになるという。

コンセプトカーをベースにアグレッシヴに

2019年に開催されたロサンゼルスモーターショーにて、ヒュンダイが公開したPHVのSUVコンセプトカーを覚えておいでだろうか。

コンセプトカーは『Vision T(ヴィジョン T)』と呼ばれており、ヒュンダイの次世代デザインフィロソフィーである「センシュアス・スp-ティネス」が採用されていた。

今回発表された新型ツーソンは、いわばVision Tの量販型モデルとなる。現行型は2015年にデビューした3代目である。欧州市場を中心に人気モデルとなっていたツーソンだが、新型の4代目となるにあたり、コンセプトカー Vision Tに用いられていた「Dynamism」をコンセプトに、大胆なデザインの転換が図られた。

ヘッドランプおよびデイタイムランニングライトは、幾何学的なデザインが採用されたフロントグリルに組み込まれ、ライト消灯時にはグリルのデザインに溶け込むステルス的ギミックが隠されている。

フロントグリルはヘッドランプであり、ヘッドランプはフロントグリルとなる(視覚的に、ではあるが)――世界中見渡してみても、ツーソンにしかない強烈な個性だ。

フロントマスクこそインパクト抜群の造形となったが、リアビューは総じて過激さを抑えたモダンな印象をアピールする。

トレンドである左右で繋がり一本化されたテールランプを採用し、ワイパーブレードはスポイラーにすっぽり収めてしまう配慮がなされた。見た目をスッキリさせたい意図があるのなら、これは確実に大成功であろう。

取ってつけた感があるワイパーのブレードは、ハッキリ言って見た目が悪いためだ。

また、万が一割れてしまった時の修理代は考えたくないが、ヒュンダイのエンブレムはリアガラスの中に組み込まれた。スマートな印象が加速する。

サイドに回るとツーソンはやはりSUVなのだ、と再確認できるだろう。無骨な彫刻を思わせるキャラクターラインと、ホイールアーチはマッシブさを表現する。光の当たり方により、くっきりと陰影を付けるその姿は古代ギリシャ彫刻のように見えなくもない。

北米市場にはロングホイールベースモデルも投入

デザインの刷新に加え、ボディサイズも一回り大きくなった。シリーズ最大の3サイズは、シリーズ最大の居住空間を生み出す。多くのシーンを想定し、様々な需要に応えた結果、新型ツーソンは全長4,500mm×全幅1,865mm×全高1,650mmとなった。ホイールベースは2,680mmである。

ちなみに、これは通常モデルの外形寸法であり、北米市場にはロングホイールベースのモデルも投入されるという。ロングホイールベースのモデルは、全長とホイールベースが延長されることにより全長が4,630mm、ホイールベースが2,755mmだ。

スペースが拡大した車内インテリアには、10.25インチのデュアルタッチスクリーンを縦置きで設置する。ナビゲーションのディスプレイからは、物理ボタンを取り払った。

初採用されたマルチエアベンチレーションシステムにより、車内の空気環境を常に監視し、調整する。車内の快適さは吸い込む空気の心地よさと直結している。空気の状態は、インフォテインメントディスプレイで常に確認可能だ。

もちろん、コネクティッドも標準で装備する。

Apple CarPlayとAndroid Auto、Bluetooth接続機能を搭載し、加えてヒュンダイ独自の機能であるCar-to-homeを採用した。このCar-to-homeは、ツーソン車内より、自宅のスマート家電の操作を行える優れモノだ。

ヒュンダイ ツーソン

PHVとハイブリッドも用意

新型ツーソンに搭載されるパワートレーンは、2.5Lの直列4気筒エンジンと1.6Lの直列4気筒ターボにモーターを組み合わせた2種類が用意される。

1.6Lエンジンを選んだのなら、ハイブリッド/PHVの選択が可能だという。

これらに、ガソリンには新しく開発された8速のオートマチックトランスミッション、ハイブリッドには6速のオートマチックトランスミッションが組み合わせられる。

※ ※ ※

異例とも呼べる早さでコンセプトカーの量販化に乗り出したヒュンダイ。

群雄割拠のコンパクトSUVにあって、生き残りを掛けて登場する新型ツーソンは、またもや北米や欧州で人気モデルとなる可能性が高い。

販売価格も、予想価格260万円~と安価であることも後押しするだろう。

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