2002年の暮れに開業した『宿房 樺のん』は、北海道の厚岸郡浜中町で霧多布湿原を背に、太平洋を見下ろすようにして建つ道東の宿だ。釧路空港より、車でおよそ2時間。釧路駅からは約1時間半の距離となる。1つ注意しておきたいのが、二輪車への対応をしていないこと。自家用車を使うか、公共の交通機関を使って宿を目指そう。
宿の外観は、本格的な丸太のログハウスだ。館内にはジャズがゆったりと流れ、木の質感を生かした温かい雰囲気作りがされていることが分かる。
客室は洋室を3室備え、屋根裏部屋のような造りだ。どこか懐かしさを覚える人もいるかもしれない。
食事は、道東が誇る豊かな海産物を中心に、地元の食材をふんだんに用いる。カニや牡蠣、脂の乗ったホッケなどなど、箸が止まらなくなるメニューばかりだ。宿泊メニューで、食べたい料理を選べるようになっているので、気になるプランをチョイスしよう。