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クルマで行きたい、埼玉県の旅館

関東エリア各地より、アクセスも良好な埼玉県。小江戸と呼ばれる川越の情緒ある街並みや動物と触れ合える東部動物公園など、多くの観光資源に恵まれた場所としても知られている。観光に欠かせないが、疲れを癒すための宿となる旅館だ。今回は、そんな埼玉県にある、車で行きたい憧れの旅館を紹介する。

新木鉱泉

関越自動車道花園ICより車でおよそ1時間の場所にある『新木鉱泉』は、創業が文政10年(1827年)という老舗中の老舗だ。どれほど古くから営業しているかといえば、新木鉱泉創業の年に西郷隆盛が生まれたといえば想像しやすいだろう。

この宿の魅力の1つが、秩父七湯にも数えられる温泉だ。旅館より徒歩3分の場所にある恒持神社の神様が、初代当主の夢枕に立って伝えたとされる御代の湯はとても滑らかで卵の白身のような肌ざわり。卵水とも称されるこの温泉は、さまざまな病気への効能と美肌効果があることで知られている。

開放感ある大浴場はもちろん、御影石造りの貸切風呂も完備。宿泊客だけでなく日帰りでも入浴ができるので、歴史ある名湯を心行くまで堪能しよう。

客室は、畳敷きの通常和室「朝霧の間」を始め、創業当時の面影を色濃く残す「竹の間」。専用の露天風呂を備える「いちいの間」や信楽焼造りの浴槽を設置する「もみじの間」など、1日中温泉三昧ができる部屋も。

現在は9代目となった女将が切り盛りする伝統の温泉宿で、歴史の重みを感じてみてはいかがだろうか。

新木鉱泉

アクセス:関越自動車道花園ICより車でおよそ1時間
引用: 新木鉱泉 公式サイト

名栗温泉 大松閣

首都圏中央連絡自動車道青梅ICより、車でおよそ30分。無料の駐車場を50台分完備する『名栗温泉 大松閣』は、都心からアクセスも良好であるにも関わらず、豊かな自然に溢れる埼玉県飯能市に位置する旅館だ。

「木になる郷(さと)」をコンセプトに掲げた館内は、地元・名栗産の材木を各所に使った温かみのある雰囲気が特徴。川のせせらぎをBGMにして、ゆったりとドリンクを楽しめる川の音ラウンジやカフェスタイルの読書ラウンジといった穏やかな時間の流れを感じさせる施設も充実している。

合計19室の客室は、大型ホテルにはないこぢんまりとしたきめ細やかな気配りとサービスが自慢だ。有名アーティストが手がけた調度品が置かれた8名定員の「桔梗」を始め、20212月に温泉を引き入れる工事が終わったばかりの特別和室「刈萱(かるかや)」と「檜」といった、風情ある和テイストの客室を揃える。

また、食事は部屋か離れの食事処「山の茶屋」2箇所どちらかで。名栗温泉 大松閣の定番コースである「深山会席」は、2ヵ月に1度献立が書き換えられる季節を味わうメニューが並ぶ。ワンランク上の贅沢をすると、「和牛懐石」となりメイン料理が季節の味覚と和牛すき鍋となる。

名栗温泉 大松閣

アクセス:首都圏中央連絡自動車道青梅ICより車でおよそ30分
引用:名栗温泉 大松閣 公式サイト

長瀞 花のおもてなし 長生館

関越自動車道花園ICより、車でおよそ30分。『長瀞 花のおもてなし 長生館』は、大正4年創業という歴史ある老舗旅館だ。全ての客室より日本庭園と埼玉から東京に流れ、東京湾に注ぐ1級河川・荒川に面している。国指定の名勝である長瀞渓谷の岩畳に望む眺めが自慢だ。

客室は、イ草の香りさわやかな畳敷きとなっており、都心のビジネスホテルでは決して味わえない趣と温もりに溢れている。長瀞エリアの山々や何にも遮られず星空を眺めることができる露天風呂付の部屋や渓谷が織り成す自然そのままの景観を望む部屋など、バリエーション豊かだ。

また、宿の名称にもなっている「花のおもてなし」は、敷地内に咲き誇るおよそ80種にもなる春夏秋冬の花木に由来する。あてもなく、敷地内を散策しているだけで、その香りと美しさに癒されることだろう。

食事は、地場の食材をふんだんに用いた和食懐石だ。山と川が育んだ恵みは、この土地ならではのものも多い。長瀞で古くから食べられてきた郷土料理の鯉のあらいを始め、猪のぼたん鍋や川魚の塩焼きは長生館の名物だ。ここでしか味わえない美食を和の雰囲気の中味わうのもまた、老舗旅館に宿泊する醍醐味だ。

長瀞 花のおもてなし 長生館

アクセス:関越自動車道花園ICより車でおよそ30分
引用:長瀞 花のおもてなし 長生館 公式サイト

* * *

西郷隆盛生誕と共に営業を始めた、秩父七湯にも数えられる温泉を堪能できる旅館を始めとして、アクセスの良さもさることながら木々のぬくもりと暖かいホスピタリティが自慢の旅館。長瀞渓谷の岩畳に望む眺望が素晴らしい花香る宿など、一度は泊まってみたい旅館が集まる埼玉県。車で埼玉県まで足を伸ばして、憧れの宿でゆったりとした休日を過ごしてほしい。

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