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国内外から人気の高い旅行先…クルマで行きたい、那覇のグルメスポット

多くの観光スポットがあり、旅行先として国内外から人気のある沖縄県。沖縄本島の南部に位置する那覇市は、伝統的な沖縄料理と琉球料理、そして国際色にあふれるグルメなどが楽しめるエリアだ。今回はクルマで行きたい那覇のグルメスポットを紹介する。

沖縄そばと海産物料理の店 楚辺

沖縄に行ったら食べたいグルメと言えば「沖縄そば」だ。そばというものの蕎麦粉は使用しておらず、小麦粉のみで作られている。豚骨と鰹節を出汁にしたスープに入れて様々な具をトッピングした麺料理で、言わずと知れた沖縄県民のソウルフードだ。

『沖縄そばと海産物料理の店 楚辺』は、那覇空港から車で約10分、国際通りから車で5分のところにあり、伝統的な沖縄そばをはじめとした沖縄料理が楽しめる。戦後に建てられた赤瓦の古民家を改築した沖縄らしいお店だ。

こちらの「沖縄そば」はカツオベースのあっさりとした出汁が効いたスープと口の中でとろけるほどに柔らかく、味濃いめに煮込まれたお肉との相性が抜群。お肉をもっとガッツリ味わいたい場合は「三枚肉そば」や「軟骨ソーキそば」もオススメだ。

定食にすると沖縄郷土料理のひとつである「ジューシー」(炊き込みご飯)がセットで付いてくる。そば出汁の旨味が効いた素朴な味が大人気であり、沖縄そばと合わせて満足するボリュームとなる。

沖縄そばと海産物料理の店 楚辺

アクセス:那覇空港から車で約10分
引用: 沖縄そばと海産物料理の店 楚辺 公式サイト

ジャッキーステーキハウス

沖縄県では多くのステーキハウスが立ち並ぶ。その歴史はとても深い。アメリカ軍に統治されていた時代によって、県民の食文化もアメリカンスタイルの影響を受けてきたのだ。

那覇空港から、車でおよそ10分の場所にある『ジャッキーステーキハウス』は、戦後まもなくオープンした創業60年以上の老舗のステーキハウス。沖縄でステーキハウスといえば、安くて美味しい『ジャッキー』と言われるほど、地元客や観光客からも愛されている存在だ。

英語・日本語表記が入り混じるレトロアメリカンな雰囲気が漂う店内は、平日休日問わず多くの人で賑わっている。

お店の1番人気が「テンダーロインステーキ」。オススメの焼き加減はお肉の柔らかさを引き立てるレア。熱々の鉄板に乗る赤身の肉塊はその香りだけで食欲を掻き立てられるだろう。鉄板上で自分好みの焼き加減を調整したらまずはそのまま一口頂こう。見た目に反してあっさりとした赤身のシンプルな肉の旨味が口に広がる。牛肉本来の味を楽しんだあとは卓上の塩胡椒やソースをかけて味の変化を楽しもう。店員さんに言えばおろしニンニクも頂けるのが嬉しい。那覇に来たときは『ジャッキー』で沖縄ステーキを満喫しよう。

ジャッキーステーキハウス

アクセス:那覇空港から車で約10分
引用:ジャッキーステーキハウス 公式サイト

美榮

その昔、沖縄は琉球王国と呼ばれる独立国であった。琉球王国では宮廷行事や接待などのために華麗な宮廷料理が創り出されている。そんな歴史ある琉球宮廷料理も本格的に味わってみてほしい。

那覇空港から車で約15分。『美榮』は1958年創業の老舗であり、歴史と伝統を受け継ぎながら提供している沖縄でも数少ない本格的な琉球宮廷料理店である。

赤瓦の趣ある建物を訪れると琉球の歴史へと誘われる。古き店内に飾られた調度品や、食事に使われる琉球漆器ひとつひとつに創業者のこだわりが感じられる。

昼食は2種類のコース料理、夕食は3種類のコース料理のみ。それぞれの値段に合わせた宮廷料理がゆったりとした空間で楽しめる。

豚の三枚肉を醤油と泡盛、砂糖で丁寧に煮込まれた代表的な沖縄料理である「らふてえ」や「みぬだる」「どるわかし」などどんな一品なのかと思わず想像を重ねてしまう料理を楽しめる。

沖縄古来の料理は手をかけた時間を頂くのだと伝えられる。その言葉通り、運ばれる一品一品から、こだわり抜かれた調理法で奥深い琉球の味を作り上げられた美しさを感じることができるだろう。丹精込めた料理と静謐な空間がここでは見事に調和しているのだ。

美榮

アクセス:那覇空港から車で約15分
引用:美榮 公式サイト

* * *

その歴史から受け継がれた多くの郷土料理に溢れた沖縄県。

そのため今回紹介しきれなかった沖縄グルメは那覇だけでも数多く存在している。那覇を巡るにはクルマは必須だ。クルマでぜひ多くの沖縄グルメを堪能してほしい。

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