ジャニーズ事務所所属の『嵐』が2020年12月31日で活動休止をすることを2019年1月に発表し、世界的に大きなニュースになったことが先日のようだ。活動休止まで残り数日…たくさんの勇気や元気を日本や世界に届けてきた『嵐』。そんな今までを振り返る。
透け透け衣装やハワイクルーズ客船…華やかなデビュー
1999年9月にハワイで会見を行なった、大野智、櫻井翔、相葉雅紀、松本潤、二宮和也の5人で結成された『嵐』。“世界中に嵐を巻き起こす”、“頂点に立つ”という意味がグループ名込められている。
同年11月にデビューシングル「A・RA・SHI」を発売しオリコンランキングでは1位を獲得している。この「A・RA・SHI」をテレビで披露した時のスケルトンの衣装が当時も今でも話題になるほどインパクト大であった。
活動休止や20周年を報じられてからは、そのスケルトン衣装を目にする機会がまた増えた。
2000年には初のコンサート“嵐 FIRST CONCERT 2000”を開催している。
ジャニーズJr.にはさまざまなおもしろ結成秘話があるが、嵐もその1グループと言える。メンバーの櫻井翔は、1999年バレーボールワールドカップのイメージキャラクターがおわったら嵐も解散すると思っていた、相葉雅紀はパスポートの有無を聞かれそのまま気がついたら嵐の一員になっていたなど、驚く話が非常に多い。
国民的アイドルと呼ぶにふさわしい『嵐』
嵐はグループでも個人でもさまざまな活動をし、テレビで見せるメンバー同士の仲の良さや、それぞれが持つ個性が光っており、歌やライブ、俳優業や司会業、テレビ番組などなど、見ない日はないと言ってもいいほど、国民的アイドルの階段を一気に上っていった。
2008年には24時間テレビで初のメインパーソナリティをつとめ、2009年には、NHK紅白歌合戦に初出場し、2010年〜2014年までは5年連続嵐全員で紅白の司会を務め、2016年は相葉雅紀、2017年は二宮和也、2018年〜2019年は2年連続で櫻井翔が務めている。2012年には24時間テレビ・紅白歌合戦の両方の司会を務めるなど活躍の幅を広げている。
2008年に『VS嵐』の放送がスタートし、2021年活動休止してからは相葉が引き継ぎ、『VS魂』になる。2010年にスタートした『嵐にしやがれ』は、櫻井が引き継ぎ、『1億3000万人のSHOWチャンネル』になる。
活動休止が発表されて迎えた2020年には、たくさんの記録をつくった。
3月には、2019年に世界でもっとも売れたアルバムに贈られる「Global Album of 2019」を受賞。この受賞は日本人アーティストとしては初の快挙となった。
6月には、WEIBO STARLIGHT AWARDSの「最も影響力のあるグループ（アジア太平洋部門）賞」と「WEIBO新規人気アーティスト賞」をダブル受賞した。
8月には、2019年に発売したベストアルバム「5×20 All the BEST!! 1999-2019」の売上が330万枚を記録し､2019年に世界で最も売れたアルバムとしてギネス認定された。
11月には、『ARASHI Anniversary Tour 5×20（DVDとブルーレイの合計）』のライブ映像作品が、男性アーティストでは史上初のミリオンセラーを達成した。
そして今後の2020年12月30日は、第62回日本レコード大賞で新設の『特別栄誉賞』を受賞し同番組に初出演。
12月31日は、『This is 嵐 LIVE 2020.12.31』を単独生配信ライブ。同日放送の第71回NHK紅白歌合戦に白組歌手として12年連続12回目の出場。この日をもって活動休止予定だ。
ファンにとって、忘れられない日となるだろう。
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活動休止まで残り数日…毎日見ない日はないほど大人気の『嵐』。活動休止といってもリーダー・大野以外は今後も個人で活動を続ける。
だが、日本中・世界中のファンが嵐ロスになってしまうと思う……が、今後のそれぞれのメンバーの活動と嵐が復活する日を楽しみに、応援し続けよう。
