宮崎県にある『五ヶ瀬ハイランドスキー場』は、日本最南端のスキー施設だ。南国宮崎でも天然雪の上を滑走できるスキー場として、ハイシーズンには多くのスキー客が詰めかける。
ゲレンデの気温が高くても造雪ができるICSシステムを導入しているため、コンディションが一定に保たれていることも大きな魅力だ。
アクセスは、福岡市や大分市、宮崎、鹿児島といった九州全土から3時間以内で到着する。宮崎県の延岡市内からおよそ80分の距離だ。
駐車場は2箇所設置されており、スキー場のパーキングセンターと本屋敷駐車場に分かれている。それぞれ300台ずつ、合計600台分のスペースを確保しており、本屋敷駐車場からは無料送迎のシャトルバスが運航している。
自然に囲まれたロケーションにも恵まれたゲレンデであり、標高1,610メートルの高さから熊本の阿蘇五岳や大分の九重山、祖母山や傾山といった九州の中央山地をパノラマビューで見渡せる。
気候条件が整えば、朝方には神秘的な大雲海と出くわせるかもしれない。
ゲレンデの最長滑走距離は1,000メートルを誇り、標高差190メートルある「パラダイスコース」と最大傾斜30度というハードな「ダイナミックコース」が整備されている。レベルを問わず楽しめるレイアウトで、ウインタースポーツ始めたての初心者から上級者まで大満足の滑りを堪能できる。