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【トヨタ カムリ】2021年モデル発表、北米 の大人気モデルはいかなる進化を遂げたのか?

2020年7月15日、北米トヨタがカムリの2021年モデルを発表した。日本への導入は2020年8月5日とアナウンスされている。今回の改良では、カムリはどのように進化を遂げたのだろうか。

ブランド初採用となった先進安全システム

2021年モデルとなったカムリのトピックスといえば、トヨタの安全予防システムのトヨタセーフティセンス(TSS)を改良した次世代安全予防システムであるTSS2.5+が初めて搭載されることだろう。

従来のTSSに比べ、大きく機能を強化されたTSS2.5+には、多くの機能がパッケージされている。

例えば、歩行者検知機能付きプレコリジョンシステムは、車両だけではなく自転車や暗所でも歩行者を検出することが可能だ。

また、交差点での支援システムも、左折する際に接近する対向車や死角の歩行者を検知することでドライバーに警告、もしくは自動ブレーキを作動させる。追加の機能として、緊急ステアリングアシストも搭載された。

さらに、フルスピードダイナミックレーダークルーズコントロール(DRCC)も装備する。これは、車速が30マイル(およそ50km/h)を超えると有効になる機能であり、低速で走るクルマを安全に追い越すことができる新機能も追加されている。

高速道路などで活躍が期待できるこの機能は、ドライバーが方向指示器を操作すると、システムが感知し、車線変更に備えて車体を加速させる。その後、車線変更が終了すると、前もって設定された速度に達するまで加速を続けるというシステムだ。

トヨタ カムリ

グレードで差別化されるデザイン

2021年型となるカムリは、コンフォートなグレードに位置づけられるLEおよびXLEのエンブレム下部、ロアインテークを大型化。スポーツグレードとなる、SEおよびXSEとの差別化が図られている。

SEとXSEでは、ハニカムスタイルのグリルやサイドベントインサートを採用。さらに、サイドベントアクセントを備え、従来より力強さを強調するデザインが採用されている。

ボディカラーにも変更が加えられた。

ブループリントはブルーストリークメタリックへ変更されており、XSEにはスーパーソニックレッドとミッドナイトブラックメタリックの2色を組み合わせる2トーンルーフを設定した。

また、インテリアでは、7インチ/9インチのフローティングマルチメディアスクリーンを搭載。RAV4と同じく、オーディオとナビゲーションが組み合わせられている。ドライバーの好みに合わせてカスタマイズが可能な機能と、画面を直接タッチして操作できるタッチスクリーンアイコンにより、使い慣れたスマートフォンのように便利な操作を可能とした。

室内空間は、カムリならではのプレミアムさを増している。全車でステッチ入りのシート表皮を採用。グレード XLEでは、テクスチャード加工を施したヘリンボーンシートパターンを用いる。

内装色は、アッシュ・マカダミア・ブラックをラインナップ。スポーティグレードであるXSEでは、スパルタンな走りを連想させるため、コクピットをレッドにすることも可能だ。

XLEにハイブリッドモデルが登場

パワートレーンには、2.5L ダイナミックフォース4気筒ガソリン、3.5L V型6気筒、さらに、2.5L ダイナミックフォースエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドの3つが用意された。同時に、グレード XLEに初のハイブリッドモデルが追加となる。

4気筒エンジンには、D-4S燃料噴射システムを採用。電気モーターによる可変バルブタイミングインテリジェントシステム・VVT-iEをはじめとして、多くの最先端テクノロジーを搭載する。

3.5LのV型6気筒エンジンにはDVTの直噴システムと、吸気用に特別に開発されたVVT-iW可変バルブタイミングシステムを装備する。このVVT-iWは、アキトンソンサイクルへの切り替えを可能にし、カムリのパフォーマンスを向上させた。最高出力は301PSとなる。

また、ハイブリッドにはトヨタのハイブリッドシステムであるTHS Ⅱを採用。118hpを発生させるモーターとのシステム総合出力は208hpである。

このハイブリッドでは、リチウムイオンのバッテリーパックを後部座席下へ配置することで、車体の低重心化を実現。トランク下にバッテリーを配置するモデルも多いが、カムリではスペースを効率よく使っている。

* * *

TSS2.5+によって安全性を向上させつつ、エクステリアデザインの差別化やインテリアの質感をアップさせた新型カムリ。

日本ではそれほど目立たないかもしれないが、同ブランドのカローラとともに、世界戦略車としてグローバルに活躍しているモデルでもある。

今回の改良は、間違いなくカムリの商品力をアップさせるものになるだろう。

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