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メルセデスベンツの4ドアクーペ CLSが一部改良

2021年4月3日、メルセデスベンツのCLSが一部改良を発表した。今回の改良で2022年モデルへとアップグレードされる。2018年に現行型へとモデルチェンジを受けたCLSは、今回のフェイスリフトでどのような変化を遂げたのだろうか。

改良は、スタイルアップがメイン

知っての通り、メルセデスベンツのCLSといえば4ドアでありながらクーペを名乗る個性的なモデルだ。Eクラスと多くの部分を共通し、初代モデルが初お披露目されたのは2003年に開催されたフランクフルトモーターショーでのことだった。

4枚ドアを備えていながら、ルーフラインが滑らかに後方へ伸びていく美しいクーペスタイルは、一瞬にして世界中の視線を独り占めしてしまうほどのインパクトを放っていたのである。

他メーカーも、この4ドアクーペという概念に一目ぼれだったのだろう。初代CLSのデビュー以来、こぞって参入。そもそもセダンを名乗るモデルたちのみならず、現在ではSUVカテゴリの大きな兄弟たちも前置きとして「クーペスタイル」を用いるようになっている。

今回改良を受けたCLSは、7年ぶりの新型として2018年にデビューした3代目。官能的純粋を掲げ、シンプルなセクシーさでユーザーを魅了したモデルである。有機的なデザインは、メルセデスベンツが最も得意とするところだろう。

2020年に行われた改良では、システムやソフトウェア面でのアップデートがほとんどであった。今回の改良は、ハード面でのアップデートが主となっている。

Mercedes-Benz CLS Coupé; Exterieur: spektralblau metallic, AMG Line; Interieur: designo Nappaleder Exclusiv in tiefweiß/schwarz, Holz hochglänzend grau, AMG Line, designo Lenkrad zweifarbig in Leder Nappa Mercedes-Benz CLS Coupé; exterior: spectral blue metallic, AMG line; interior: designo nappa leather exclusive in deep white/black, high-gloss grey wood trim, AMG line, designo two-tone steering wheel in nappa leather

選択肢が増える内外装

改良を受けたCLSは、従来型と比較してよりスポーティなエクステリアを目指した。目を引くのは、フロントグリルのデザイン変更であろう。新たなデザインが採用されたフロントグリルでは、クローム仕上げの3Dデザインが特徴だ。併せて、グロスブラック塗装の象嵌細工ルーバーも追加されている。

エントリーグレードとなるアバンギャルドは、新設計のエアインテークを採用したフロントバンパーを装着。ボディサイドにもルーバーを備え、フロント下部には鈍く光るシルバークローム仕上げのリップスポイラーを装備した。

一方リアでは、ブラック塗装が施されたディフューザー風のインサートと、シルバークロームのトリムストリップが装着される。さらに、足元に履く19インチのアルミホイールは今回2タイプのデザインを用意した。5ツインスポーク、またはマルチスポーク。どちらも、今回の改良で追加された新デザインである。

また、インテリアもより洗練されたものとなった。センターコンソール周辺には目ハジキ塗装仕上げのブラウンウォールナットと、光沢のあるハイグロスグレーウッドの2種類を新トリムとして追加。レザーカラーの選択肢も増えており、ネバ/マグマのグレーとシエナブラウン・ブラックという組み合わせができるようになっている。

さらに、ステアリングホイールもメルセデス最新のマルチファンクションステアリングホイールを採用。このあたりが、インテリアで目につく大幅なアップデートだろう。

300台限定のリミテッドエディションも

今回の改良を記念して、300台限定のリミテッドエディションも販売を開始する。この限定モデルは、AMGのダイナミックプラスパッケージに加え、レーシングストライプやハイグロスグラックのエクステリアエレメントといったスポーティな装備内容だ。

スポーティというよりは、レーシー。しかし、それでも足りないユーザーのため、メルセデスベンツ・デジーノでのカスタマイズ範囲が拡大した。

メルセデスベンツ・デジーノは、BMWのインディヴィデュアルやランボルギーニのアドペルソナムのように、ユーザーの好みに応じたカスタマイズをほどこすことができるプログラムだ。250名のスタッフが、全力でCLSをアナタ好みにしてくれるといえば伝わるだろう。

このプログラムでは、通常のボディカラーに加えてジュピターレッドやエメラルドグリーンといった特別カラーも思いのまま。

インテリアでも、ナッパレザーを用いた個性的なツートンカラーを組み合わせることが可能だ。

※ ※ ※

改良を受けたCLSの販売価格は日本円でおよそ906万円から。英国でのデリバリー開始は今年の7月からを予定しているが、日本国内への導入は今だ未定。4ドアクーペの頂点にして完成形であるCLS。今回のアップデートにより、円熟の域に達したのではないだろうか。

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