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ホンダの北米法人が11代目となる新型シビックのプロトタイプを公開 販売は2021年春を予定

ホンダの北米部門であるアメリカン・ホンダモーターより新型シビックのプロトタイプが公開された。今回の改良により、シビックは11代目となる。販売時期は2021年春としており、北米市場に投入される。販売価格や日本への導入はまだ未定だ。

アメリカで圧倒的な支持を得るシビック

ホンダが手がけるモデルの中でも、特に長い歴史を持つシビック。車名の由来となっているのは、「市民」を意味する“Civic”である。2020年11月12日に公開されたのは、次期型シビックセダンのコンセプトティザーイメージだ。

現在ではハッチバック・セダン・タイプRの3つで構成されるシビックのラインアップであるが、セダンが追加されたのはシビックがまだ2代目だった頃である。

今回ホンダが新型シビックのワールドプレミアの舞台として選んだのは、youtubeではなくAmazonが提供するライブ配信プラットフォームであるTwichだ。ホンダはこのTwich内に自社チャンネルを持っており、北米の自動車メーカーとして唯一e-スポーツへの支援を行っている。このスタイルは、まさにホンダならではといえるだろう。

北米におけるシビックの販売台数は、1973年の導入以来およそ1200万台を越える。日本へのセダンの導入自体は2020年8月をもって終了。ハッチバックとタイプRだけは逆輸入という形で日本国内へ導入が続けられていた。

ホンダ シビック

これまでのシビックにインスピレーションを受けたエクステリア

新型となり11代目となるシビック。従来型を越えるワイド&ロースタイルに加え、ベルトラインを低くし、ディティールを磨き上げた。ホンダがこれまで手がけたシビックデザインより、時代を越えてインスパイアした。

ホンダデザインの本質である人間を中心とした「M・M」(マン・マキシマム/メカ・ミニマム思想)にスポット。テクノロジーをデザインすることの目的は、ドライバーと乗員のニーズに応えることとしている。

これまでのシビックが持っていた、ダイナミックかつスポーティなフォルムを新しく解釈。10代目に観られたような全高の高さとヒップポイントの低さを活かしつつ、伝統となっていた薄く・軽いボディデザインを用いた。

ボンネット・フェンダーを低く、水平方向を意識させるベルトラインを低くすることによりボディ自体の接地性を向上。ホイールおよびタイヤにおける視覚的な存在感を高めると共に、エアの整流に効果的なエアハウスを生み出している。

また、フロントフェイスではフロントグリルを直立させ、ヘッドランプとオフセットで配置。洗練されたイメージをアピールし、水平方向の意識を高める。

サイドビューにおいてはショートノーズ・ロングデッキを採用。フロントフェンダーからテール、リアフェンダーからリアリフレクターに向かうキャラクターラインの動きに抑揚を付けることで、停車中においても疾走感と躍動感を表現している。

ホンダ シビック

最新のホンダセンシングを採用、安全性とデザインが同居するインテリア

インテリアにおいても、これまでのシビックで採用されていたような洗練されたラインを採用。そして再構築する。クラシックなモダンさと先進のテクノロジーを組み合わせた、質感高い空間を生み出した。

大幅に刷新された車内は、視認性も向上している。ドアのトップからダッシュボードのラインが切れ目なく流れ、切れ目や継ぎ目はほとんど見られない。

ダッシュボード横方向にはハニカムメッシュのアクセントが追加され、デザイン性を高めると共にエアコン吹き出し口を空間に溶け込ませる役割を持っているという。落ち着きのあるインパネ周辺は、ドイツ車が持つプレミアムさに匹敵するだろう。

シビックファーストを掲げる新型シビックのメータークラスターは全てデジタル化されている。さらに、インストルメントパネルの上部には9インチのフルHDディスプレイオーディオタッチスクリーンも装備。新たな技術と装備を数多く採用している。

また、安全装備として最新のホンダセンシングを搭載。いくつかのアクティブ&パッシブセーフティシステムを搭載すると共に、ホンダの「ACE」と呼ばれるボディ構造を改良した。これまでにない高い剛性を手に入れたボディは、ロールを低減し走りの質も磨き上げたもの。この改良は乗り心地の改善にも寄与しており、スポーティなハンドリングにもものともしないという。

ホンダ シビック

※ ※ ※

シビックは過去47年間、アメリカ国内で最も売れたトップ3の内の1台である。今回の改良によって、シビックは運転する楽しさを備えたコンパクトカーの決定版となるだろう。冒頭で述べたが、新型シビックの登場は2021年の春ごろだ。

ハッチバックやパフォーマンスを高めたシビック si、さらに究極のシビックであるタイプRの登場も予告されている。搭載されるパワートレーンは公表されていないものの、これまでにないシビックになることは間違いない。

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