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【アウディ RS3】登場、A3のトップモデルが2年ぶりに日本復帰

アウディはハイエンドスポーツモデルのRS3 スポーツバックおよびRS3 セダンを約2年ぶりに日本市場で販売すると発表した。RS3 スポーツバックは2020年8月18日、RS3 セダンは同年9月15日より国内のアウディ正規ディーラーを通じて販売されるという。

RS3 セダンは、ツーリングカーレースのベースモデル

RSシリーズは、アウディにおけるハイエンドスポーツモデルであり、RS3スポーツバックとRS3セダンはベースとなるA3シリーズのトップに位置づけられている。なかでもRS3セダンは世界的に人気が高まっているツーリングカーレース「TCRカテゴリー」に参戦するRS3 LMSのベースモデルであり、そのストリートバージョンともいえるモータスポーツ直径のコンパクト高性能セダンだ。実際に、「TRCジャパン」では今回発表されたRS3セダンをベースに開発された2台のRS3 LMSが、アウディスポーツカスタマーレーシングチームからの参戦を予定している。

RS3セダン

0−100km/h加速はわずか4.1秒

エンジンはオールアルミ製の2.5L直列5気筒TFSIガソリン直噴ターボとされ、最高出力400PS、最大トルク480Nmを発揮する。これに7速Sトロニックトランスミッションとフルタイム4輪駆動システム「クワトロ」を組み合わせており、軽量でコンパクトな電子油圧制御式の多板クラッチと、前後へのトルク可変配分により、エンジンの大パワーを確実に路面に伝える。その結果、優れた高速安定性と操縦安定性を実現し、0-100km/hの加速時間はわずか4.1秒を達成している。

新色のキャラミグリーン

「キャラミグリーン」など4色が追加

今回発表されたRS3スポーツバックおよびRS3セダンは、ともに特別装備としてエクステリアに「マトリクスLEDヘッドライト」「フロントダイナミックターンインジケーター」「マットアルミニウムスタイリングパッケージ」を備えている。インテリアでは専用ステッチングが施されたRSスポーツシートやレッドステッチ入りフロアマットなどが採用され、エアコンの吹き出し口にもレッドアクセントリングが施されている。エクステリアカラーには新色として「キャラミグリーン」「ナルドグレー」「グレイシアホワイトメタリック」「ミトスブラックメタリック」の計4色が新たに設定されている。

RS3のインテリア

サスペンションにはアウディマグネティックライド(電子制御可変ダンパー)を装備し、タイヤは235/35R19、これにスポーツバックとセダンでそれぞれデザインの異なるAudi Sport製19インチアルミホイールを組み合わせている。

エンジン、トランスミッション、駆動方式はまったく同じだが、税込価格はRS3スポーツバックが850万円に対し、セダンは869万円。

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