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海産物を食べたい…クルマで行きたい、和歌山のグルメスポット

関西地方・紀伊半島の和歌山県には、地場に根付いた郷土料理や海の幸を用いたご当地グルメなど、味わっておきたい魅力的な名物に溢れている。

そこで今回は、和歌山県にある、車で訪れたいグルメスポットを紹介する。

総本家めはりや 新宮本店

和歌山県の熊野地方で、郷土料理として古くから愛されているのが、めはり寿司である。高菜漬けでご飯を巻いたシンプルなめはり寿司。奈良時代には既に存在していたというこの料理は、手軽に食べられるお弁当として重宝されていた。日本で最も古いファーストフードとも呼ばれている。

熊野尾鷲道路熊野尾鷲ICより、車でおよそ25キロ。家庭料理としては一般的だっためはり寿司を、名物として初めて商品としたのが昭和37年創業の『総本家めはりや 新宮本店』だ。本来ソフトボール大ほどもあったサイズを、食べやすい大きさに変更。タレで味付けした茎の部分を具材として食べやすくアレンジした。注文を受けてから作られるめはり寿司は、出来立てで高菜の塩気が絶妙。

秘伝のタレを添えためはり漬けを400グラムから販売も行っているので、和歌山旅行のお土産にもぴったりだ。

総本家めはりや 新宮本店

アクセス:熊野尾鷲道路熊野尾鷲ICより、車でおよそ25キロ
引用: 総本家めはりや 新宮本店 公式サイト

くじら家

和歌山県に来たら、絶対に外せないご当地グルメが鯨料理だ。和歌山県の東牟婁郡に属する町・太地町は日本の古式捕鯨発祥の地として知られており、古くから捕鯨の町として有名な場所だ。

定番の食べ方といえば刺身であるが、味わっておきたいのは竜田揚げだ。農林水産省が定めた農山漁村の郷土料理百選にも選ばれている鯨の竜田揚げは、和歌山県では学校給食に出されるほどポピュラーな料理。しょうがと醤油で下味を付けて、片栗粉をまぶしてさっくりと揚げた鯨肉は、あっさりとしていて非常に食べやすい。

熊野尾鷲道路熊野尾鷲ICより、車でおよそ25キロ。くじら料理を専門にしているのが『くじら家』だ。ここでは「竜田揚げ定食」を始めとして、名物メニューである「鯨カツカレー」や、豪快な「ハリハリ鍋」を味わえる。

高たんぱくかつ低カロリー、どこを取っても美味しい鯨を一度は味わっておこう。

くじら家

アクセス:熊野尾鷲道路熊野尾鷲ICより、車でおよそ25キロ
引用:くじら家 公式サイト

風車

寒ブリやあんこう、カニなど、冬に旬を迎える海産物は多いが、和歌山県で冬の味覚と言えばクエである。漁獲量の少なさから幻の魚とも呼ばれるクエは、成魚では体長120センチ体重50キロを越える。

一般的に、超が付く高級魚として知られており、天然モノは滅多にお目にかかることができない。白身魚でありながら脂身も多く、深い味わいのために刺身はもちろん、ステーキや唐揚げといった調理法で食べられることが多い魚だ。

そんなクエを、『風車』では年間を通じて味わうことができる。阪和自動車道南紀田辺ICより車でおよそ15キロの場所に位置するこの店は、天然の本クエ料理専門店。天然モノだけを使うのが店のこだわりであり、新鮮な本クエを確かな目利きで仕入れることで、養殖のクエには絶対に出せない本物の味を提供している。

カンバンメニューは「天然本くえ鍋フルコース」だ。くえの鍋を中心に、刺身や唐揚げ、塩焼きといったバリエーション豊かなメニューで、クエを味わい尽くすことができる。

ここ風車は、民宿も同時に営んでいるため、時間に縛られずゆっくりしたい人にもおすすめだ。

風車

アクセス:阪和自動車道南紀田辺ICより車でおよそ15キロ
引用:風車 公式サイト

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古くから食べられてきためはり寿司を始めとして、新鮮な鯨肉、幻の高級魚・クエなど、多くのご当地グルメに溢れる和歌山県。しかし、今回紹介しきれなかった郷土料理やいわゆるB級グルメは他にも多数存在している。

車で和歌山県を訪れた際は、是非とも和歌山ならではの味覚を味わってほしい。

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