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日本の神秘的場所…クルマで行きたい、伊勢のグルメスポット

伊勢神宮への参拝を求めて、多くの観光客が集まる伊勢エリア。そんな伊勢神宮周辺は、グルメスポットも多く存在する。伊勢志摩で水揚げされる海鮮や、歴史ある老舗まで食べ歩きでも大満足。

今回は、そんな伊勢エリアにある車で行きたいグルメスポットを紹介する。

豚捨

『豚捨』は、明治42年創業の和牛専門店だ。一度聞いたら忘れられないほどインパクトのある名前は、この店で出される伊勢牛が余りにも美味しすぎ、客が豚肉を投げ捨ててしまったことに由来するという。

伊勢市の大世古に本店、伊勢神宮前と外苑前に支店がある。本店までのアクセスは、東京都心より首都高速中央環状線に乗ろう。東名高速と新東名高速を乗り継いで静岡・名古屋方面へ。伊勢湾岸自動車堂四日市JCTを経由し、東名阪自動車道から伊勢自動車道伊勢西ICで高速を降りるルートとなる。そこから、伊勢市街・神宮方面へおよそ5分走れば到着だ。

店頭では生肉を中心に販売している豚捨であるが、奥は座敷の食事処となっている。観光客からの一番人気は、店舗の1階で提供される「牛丼」だ。

甘辛かつ上品で濃厚な味付けをされた伊勢牛は、松阪牛よりも長い歴史を持つ。ご飯と合わせて口に放り込むととろりとほぐれる絶品の舌触り。テイクアウトメニューとして牛肉コロッケも販売しており、休日には長蛇の列ができる。

豚捨

アクセス:伊勢西ICから車で約2~3分(約1.2km)
引用: 豚捨 公式サイト

ふくすけ

『ふくすけ』は、伊勢神宮内宮門前町のほぼ中央にあり、江戸~明治に掛けて建てられていた建築物が再現された観光名所「おかげ横丁」内の名物うどん店である。

ここまでは、伊勢自動車道伊勢西ICを降りて右折、国道32号線を内宮方面へおよそ3分ほど進もう。浦田交差点を左折し、市営の浦田駐車場を利用できる。車に乗ったまま、更におかげ横丁に近づく方法もあるが、非常に混雑する場所であるためおすすめはしない。大人しく浦田駐車場を使おう。

さて、ふくすけは現在ではほとんど見なくなった鬼瓦に、「福助」をあしらった風情溢れる開放的な造りが目印だ。ここで食べられるのは、名物・伊勢うどん。香川の讃岐うどんよりも太い超極太のうどんに、たまり醤油を原料としたタレを掛けてすする。見た目からは考えられないほどタレはあっさりとキレ良く、出汁のうまみを濃厚に感じる。うどんももっちりとしたコシがあり、世代を問わず美味しく頂くことができる。

ここでうどんを食べると福がくる、といわれたことから「ふくすけ」と屋号を付けた名店だ。

ふくすけ

アクセス:伊勢自動車道伊勢西ICから車で約3分
引用:ふくすけ 公式サイト

すし久

江戸期の天保年間、初代店主だった森田久造が寿司屋を始めたことから、現在まで脈々と味を受け継ぎ続けている「すし久」。店舗自体は上で紹介したふくすけと同じく、おかげ横丁内に位置しているため、都心からのアクセスなら同じルートで訪れることが可能だ。

創業当時の風情が感じられる外観は、平成元年に復元・改装されたもの。吹き抜けとなっている店内の梁には、明治4年の遷宮時に下賜された宇治橋のけやき材をそのまま使用。店先の看板も当時のままだ。

すし久で頂きたい伊勢グルメは、なんといっても郷土料理である「てこね寿し」だ。さらりと爽やかにシメられた酢飯の上に、分厚いカツオの漬けを豪快に盛ったてこね寿しは、いわゆる漬け丼とは異なるもの。

伊勢志摩で水揚げされた新鮮極上なカツオの力強い風味と、地元のブランド米を使った酢飯の調和は絶品の一言である。

また、すし久では毎月朔日の早朝、季節の素材で作られる朝粥が振舞われる。伊勢神宮の参拝前に足を運ぶのもおすすめだ。

すし久

アクセス:伊勢自動車道伊勢西ICから車で約3分
引用:すし久 公式サイト

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有名店に郷土料理、伊勢には目移りしてしまうほど多くの名物がある。地元民にも愛される庶民派な店から高級店、価格帯はそれぞれであるが、伊勢エリアの食文化の豊かさに驚かされる。

伊勢を訪れた際には、是非伊勢ならではのグルメを味わって欲しい。

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