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北海道初心者の旅におすすめ…クルマで行きたい、道南のホテル

北海道の海の玄関口である道南エリア。青函トンネルの開通により、現在では陸の玄関口としての側面も持ち合わせている。中心部である函館は九州の長崎や神奈川県の横浜と並んで洋の文化を真っ先に受け入れて発展してきた。

そのため、西洋建築や教会も多く、異国の情緒溢れる北海道でも人気の観光スポットである。

今回は、そんな道南にある車で行きたいホテルを紹介する。

平成館 しおさい亭

『平成館 しおさい亭』は、札幌よりおよそ5時間。旭川より6時間の場所にある。駐車場は、宿泊者なら無料で使える70台分を確保している。

ゲストルームは、洋室・和室・露天風呂付和室の3タイプ合計141室。部屋のタイプ毎に定員が異なり、洋室は定員2名の夫婦やカップルでゆったりしたリゾート気分を味わいたい人向けの間取りとなっている。

一方、和室は広さ8/10畳の4~5名定員の広々とした間取り。海側と街側で窓から見える景観が変わるのも特徴だ。特に海側の部屋では、大きな窓を設えた設計のお陰で、海を間近に一日を過ごすことができる。

露天風呂付和室も定員5名の広々とした空間が広がる。名前の通し、部屋に備え付けのテラスに露天風呂が設置されており、プライベートな空間でゆったりとオーシャンビューの温泉を楽しめる。

館内の大浴場は、海を一望できるロケーションが自慢だ。右手には函館山、正面には津軽海峡を望む。

泉質は、保温性が高い塩分を含んだ食塩泉。温泉自体はホテルのフロア4階と7階に分かれている。7階の温泉は展望大浴場となっており、ガラス張りの開放的な浴場より大海原をパノラマビューで眺められる。

また、平成館 しおさい亭の料理は函館ならではの豊富な海の幸をふんだんに使った料理だ。

港町である函館近海で水揚げされる旬の食材を、オープンキッチンスタイルのブッフェで堪能できる。

平成館 しおさい亭

アクセス:札幌から車で約5時間(高速道路利用)
引用:平成館 しおさい亭 公式サイト

札幌北ICより道央自動車道を走り、大沼公園ICを降りて一般道へ。およそ4時間走ると『HAKODATE 海峡の風』が見えてくる。野口観光グループによる、函館・道南エリア観光活性化推進事業の一環として、2016年に「湯元 啄木亭」の別館としてオープンしたこのホテル。大正ロマン・昭和レトロ・平成モダンをコンセプトに掲げ、情緒あふれる街函館の魅力を詰め込んだホテルである。

ゲストルームは、コンセプトに習ってノスタルジックな西洋家具を備える大正ロマンと、素材としての木が持つ独特のぬくもりを感じさせる平成モダンの2タイプ。宿泊する場合は、この2タイプから展望風呂付・和洋室・ツインルームの3パターンを組み合わせて選ぶことができる。平成モダンタイプの客室のみ、レディーストリプルルームが用意されているので女性だけの旅を堪能するのであれば、こちらがおすすめだ。

食事も、大正・昭和・平成それぞれのスタイルで3種類のレストランを楽しめる。平成モダンをテーマにしたのは、ワインと寿司の会席を味わえる「Blue Seasons」だ。

一見ニューヨークにあるような、いわゆるスシバーであるが、提供されるのは本格的な江戸前寿司である。しっとりとジャズが流れるオーセンティックな雰囲気の中、極上の食材を使った寿司とともに厳選されたワインや日本酒を堪能しよう。

HAKODATE 海峡の風

アクセス:大沼公園ICから車で約40分
引用:HAKODATE 海峡の風 公式サイト

望楼NOGUCHI函館

『望楼NOGUCHI函館』までは、札幌北ICより道央自動車道を走り、大沼公園ICを目指そう。一般道に降りて、およそ40分走る道のりだ。新千歳空港より車を使ってホテルを訪れる場合でも同じ道順でたどり着ける。湯の川温泉街を目指せば、迷うことはないだろう。

洗練されたラグジュアリー空間を謳うこのホテルでは、ゲストルームも一際スタイリッシュだ。

そこに、和の落ち着きを融合させることで非日常に身を置くことの心地よさを演出する。旅のスタイルに合わせてチョイス可能な3タイプの客室を用意。

「スイート」「ワモダン」「オヒトリサマ」とそれぞれ名づけられた部屋は、1人定員のオヒトリサマであっても、ベーシックなシングルルームではない。

極上の一人旅を実現するための隠れ家としてデザインされており、1人定員ながらソファーとダブルサイズのベッドを備える。自分だけの空間で、自分のためだけに時間を過ごすのはこの上ない贅沢といえるだろう。

また、館内の温泉は北海道内でも三大温泉郷に数えられている湯の川温泉である。

屋上には展望露天風呂、最上階には大浴場を設置し、遮るものがない中で函館の街並みを見下ろしつつ比較的湯温が高いとされる温泉につかってゆったりと疲れた身体をほぐすことができる。

風呂上りには、サロンでドリンクを飲みつつクールダウンしよう。

湯の川温泉内で、最も高い位置にあるというラウンジには、何とも言えない旅の旅情が詰まっている。

望楼NOGUCHI函館

アクセス:
引用:望楼NOGUCHI函館 公式サイト

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北海道の中では、比較的温度差も小さく積雪量も少ない道南エリア。本州からの交通アクセスも、他のエリアに比べれば抜群に良い。

これからの時期、北海道は冬の海産物で溢れるし、雪景色を見ながらの温泉もオツなものだ。

道南エリアのホテルに泊まって、冬の北海道の魅力を堪能してほしい。

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