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韓国自動車と韓国ビッグアイドルグループのコラボレーションイベント in 代官山

2020年9月16日(水)代官山 T-SITE GARDEN GALLERYで、韓国自動車会社ヒュンダイ・ネッソ(NEXO)と韓国ビッグアイドルグループのBTSのコラボイベントが開催された。当日は平日にも関わらず、多くのBTSファンが長蛇の列を作っていた。

ヒュンダイから水素自動車として登場したネッソ

ヒュンダイは2009年に日本を撤退するまで、日本市場にも存在していたのである。今では撤退しその名を知らない人も多いだろう。だが、欧州や北米といった主力市場はもとより、新興国市場でもコストパフォーマンスに優れて、なおかつデザインの良いクルマとして人気がある。今回日本でイベントが行われた車種は、ヒュンダイから発表されたネッソである。

ネッソは、次世代のエネルギーである水素で走行し、水だけを排出する。環境汚染排出ゼロという地球にやさしいモビリティである。

1度の充填は約5分で完了し、820km走行が可能だという。820kmというと東京都から広島あたりまでいける事になる。

インテリアも、ユニークで未来志向なデザインとなっている。

統合型ディスプレイとブリッジタイプのセンターコンソール、通話やSMS送信機能など多彩なインフォメント機能で快適かつ楽しいドライビングをサポート。タッチ操作にも対応している。

またスペースにおいては、リヤシートのシートバックを6:4の割合で倒すことができるため、様々なシーンで優れた積載性を実現する。フラットで広大なラゲッジスペースも魅力的だ。

昨今では、サスティナブルが注目され、日本でもレジ袋有料化やマイボトル、ファッションでもサスティナブルを意識した取り組みが活発である。アメリカ西部カリフォルニア州は、気候変動対策の一環として、州内でのガソリン車やディーゼル車の新車の販売を2035年までに禁止する方針を表明した。ニューサム知事は23日、排気ガスを出さない「ゼロエミッション車」とする命令を出した。

世界的にも注目されていくであろうエコカー。

今回のイベントでは、水だけを排出するところを実際に見せてくれた。

イベント会場に大きなドームを作り、その中にたくさんの植物を置きネッソのマフラーから管を通しドームに繋げた。

ドームの中は非常に快適で、本当に水だけを排出していることを解らせてくれたのである。

韓国ビッグアイドルグループ“BTS”とのコラボレーションイベント

今回のイベントでネッソとコラボレーションしたのは、ヒュンダイの広告大使である、大人気アイドルグループ“BTS”だ。

BTSは、2013年6月にデビュー、(日本では2014年6月4日に1stシングル、NO MORE DREAM -Japanese Ver.-でデビュー)かつての名称は防弾少年団といい大韓民国の7人の男性ヒップホップグループである。当初からBTSの略称も用いていたが、2017以降にBTSとしての活動が広がっている。

BTSは韓国・日本以外の国からも人気が高く、2017年から3年連続でビルボード・ミュージック・アワード トップ・ソーシャルアーティスト賞を受賞し2019年にはトップ・デュオ/グループ賞も受賞している、世界的トップアイドルグループであることがわかる。

ヒュンダイとBTSは、8月31日に「IONIQ: I’m on it」を公開している。

約80万回再生されているこの曲は、ヒュンダイの電気自動車IONIQとのリリースコラボ曲だ。

当日イベント会場では、BTSとヒュンダイ・ネッソとのリサイクル素材を使用したコラボレーショングッズが配られるということで、多くのファンが長蛇の列を作り、集まっていた。

ドームのある会場では、BTSのメッセージ動画が流れたくさんのファンがカメラを手にし見つめていた。

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通常の自動車発表会とは異なった雰囲気ではあったが、たくさんの女性陣がネッソの撮影をしていたのも印象的であった。未だヒュンダイは日本に再上陸するという情報はないものの、日本のツイッターアカウントを設置するなど、そろそろ再上陸するのでは?!と期待を膨らませてしまうものだ。