蔵王連峰や奥羽山脈、出羽三山などの名峰に囲まれた山形県。
県内の全ての市町村で温泉が湧く温泉王国であり、また農作物や米沢牛などのグルメ、上杉家ゆかりの歴史ある町並みや寺社仏閣など、旅の魅力目白押しの地である。
今回はそんな山形の地を楽しみ尽くすための、素晴らしいホテルをご紹介しよう。
ホテルキャッスル山形
蔵王ICより車で10分、JR山形駅から徒歩7分とアクセス至便の位置にある12階建てのこのホテル。
部屋はシングル、ダブル、ツイン、ジュニアスイートなど、9タイプ全152室の客室を完備。蔵王連峰をバックにした山形の町並みを見渡す静かな時間は情緒たっぷり。
レストランではカジュアルなフレンチ、伝統的な中国料理、匠の技を伝える和食など、様々なコースを楽しむことができるほか、朝食では和洋バイキングスタイルで、シェフが目の前で作ってくれるオムレツや山形のお米「つや姫」、郷土料理の「いも煮」などが大人気メニューだ。
ビジネスに、旅行の拠点に、ふらっと贅沢な時間を過ごしたいときに、様々な場面で活用できるホテルと言えるだろう。
ホテルキャッスル山形
アクセス：蔵王ICより車で約10分
引用：ホテルキャッスル山形 公式サイト
肌に優しい泉質が特徴のかみのやま温泉郷にある有馬館では、その源泉を満喫できる湯処が目白押し。予約制の展望露天風呂のほか、バリアフリー重視の貸切風呂「やわらぎ」、貴宝石パウダー入の美肌の湯「貴宝石風呂立湯」、トルコの世界遺産を模して作られた純白の貸切風呂「パムッカレ」など、様々なお風呂はさながら温泉のテーマパークのよう。
食事は朝夕ともに部屋で頂くことができるのも大きな特徴で、ゆっくりと心ゆくまで食事を楽しむことができるのも、宿泊客に喜んでもらうためのこだわりが伺える。
宿定番の山形牛すき焼きコースでやわらかい肉質のお肉を贅沢に堪能すれば思わず笑顔になってしまうこと間違いなしだ。
東北中央道のかみのやま温泉ICから車で約10分のほか、山形新幹線かみのやま温泉駅から無料送迎バスで3分の立地とアクセス性抜群なのも嬉しいポイント。
展望露天の湯 有馬館
アクセス：東北中央道のかみのやま温泉ICから車で約10分
引用：展望露天の湯 有馬館 公式サイト
丹泉ホテル
湯治場として栄えた名湯赤湯温泉を堪能するならこのホテル。
2つの大浴場のどちらにも露天風呂が併設され、四季折々の風情を漂わせる庭園を眺めながらの入浴ではリフレッシュすること間違いなし。
他にも古代ローマの公衆浴場をイメージした「浪漫（ローマ）風呂」や、檜の香りに包まれて木のぬくもりが心と体をほぐしてくれる「古代檜風呂」など、様々なお風呂が用意されている。
地元名産の米沢牛を味わい尽くす「米沢牛食べ尽くしプラン」に舌鼓を打てば、朝食では赤湯温泉名物“おもち”をつきたてで。山形に来たら「納豆もち」は是非食べておきたい逸品だ。
また、愛犬と一緒に泊まることのできるお部屋が5種類あり、専用の足湯があるなど、 ペット連れでもしっかりとした本格温泉宿の宿泊体験ができる貴重なホテルだ。
山形新幹線赤湯駅から徒歩25分と立地もよく、車でも中央自動車道 高畑南陽ICから約7分とほど近い。
丹泉ホテル
アクセス：車でも中央自動車道 高畑南陽ICから約7分
引用：丹泉ホテル 公式サイト
ホテルサンリゾート庄内
日本海に沈む夕陽が印象的な由良海岸を望む高台に佇むリゾートスパホテル。
自家源泉「遊楽源泉」を利用したお風呂は海底温泉ならではのナトリウム・カルシウム温泉で、雄大な日本海を望みながらの入浴はまさに至福の時間。
ベビーバスやベビーチェアを完備しているので赤ちゃんと一緒に温泉を楽しむこともできる。
料理は食の宝庫庄内地方の実力をいかんなく発揮した会席料理。山の幸、海の幸はもちろん新鮮そのものであり、また全国に誇るブランド牛・山形牛の牛しゃぶと地元庄内のブランド米・つや姫のコンビネーションは一度味わってしまえば忘れることのできない食体験を約束してくれる。
クラゲ大水槽で有名な鶴岡市立加茂水族館、日本さくらの名所100選に選ばれた鶴岡公園、魚鱗一切供養塔で知られる五重塔がある善寳寺など、観光スポットも近隣に多数。
ホテルまでは、関東方面から車で東北自動車道に乗り、村田JCTを経由して鶴岡ICから一般道を使っていこう。無料専用駐車場を完備しているため近隣の観光にはもってこいの宿だ。
ホテルサンリゾート庄内
アクセス：鶴岡ICから車で約30分
引用：ホテルサンリゾート庄内 公式サイト
＊ ＊ ＊
ハイキングやトレイル、スキーなどを満喫したら、癒やしの空間であるホテルや旅館で温泉を堪能する。山形はそんな贅沢な旅の体験を約束してくれる県だ。
車で県内各所の観光スポットをめぐる際には、ぜひとも紹介させて頂いたこれらの宿を利用してみてほしい。
