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リアス式海岸が育んだ絶品海の幸を味わい、幕末の歴史に触れる…クルマで行きたい、高知のホテル

県の北部には四国山地が裾を伸ばし、愛媛と徳島に隣接する高知県。四国の中では最も広い土地面積を持ち、沿岸部にはリアス式海岸を始め、複雑な地形が広がっている。独特な気候が多くの幸を育み、温暖な気候から園芸県としても知られている。今回は、そんな高地にある車で行きたいホテルについて紹介する。

ホテル松葉川温泉

日本が世界に誇る清流四万十川の源流・日野地川。その清らかな川が流れる四万十町にひっそりとたたずむ『ホテル松葉川温泉』は、豊かな自然に囲まれた一軒宿だ。

温泉は古来から万病に効く霊泉と呼ばれ、僅かにぬめりのある泉質が特徴的。湯冷めしにくく、美人の湯とも称されている。

「周りには何もない」と自称するほど、静かな環境の中で頂くシラス鰻や四万十黒毛和牛は絶品だ。時期によっては、卵を抱えた子持ち鮎なども頂くことができる。白米ならではの香りや甘みを堪能できる仁井田米も、ご飯好きにはたまらないだろう。

周辺にはフィギュアやホビーで有名な海洋堂のホビー館四万十や山を降りれば高知県内で唯一日本の海水浴場100選に選ばれた興津海水浴場もある。有形文化財に指定されている一途俵沈下橋も、一見の価値ありだ。

ホテル松葉川温泉

アクセス:JR窪川駅より車で約35分
引用: ホテル松葉川温泉 公式サイト

世界的にも著名な建築家・隈研吾氏が設計した『雲の上のホテル別館・マルシュユスハラ』。須崎中央ICより車でおよそ1時間で到着するこのホテルでは、「木」が持つ素材本来のぬくもりを感じつつゆったり過ごすことができる。

かやぶき屋根をモチーフとした特徴的な外観もインパクトがあるし、1階フロアは「マルシェ」が示す通り市場になっている。宿泊フロアは2~3階だ。

高地ICを降り、国道197号線経由でおよそ80分。松山ICからなら、内子ICを経由して国道197号線を使っても時間は変わらない。駐車場ももちろん完備だ。

雲の上のホテル別館・マルシェユスハラ

アクセス:高地ICを降り、国道197号線経由で約80分
引用:雲の上のホテル別館・マルシェユスハラ 公式サイト

ザ クラウンパレス新阪急高知

高地ICを降りて約15分。『ザ クラウンパレス新阪急高知』は、高地城や高知県庁にも近い中心部に位置しており、観光やビジネスマンのための拠点として人気が高いホテルだ。なんと、高知城には徒歩5分、ひろめ市場にも同様という好立地である。

合計242室の客室は、シングル/ツインといったベーシックなタイプから和室やファミリー用など多彩。高層フロアの一部客室からは、高知城を眺めながら過ごせる部屋も。さらに、女性の旅人にも心強い女性専用のレディースシングルが用意されている。

車を走らせること30分圏内には、四国霊場八十八か所第31番札所である竹林寺や水族館や坂本龍馬記念館を併設する桂浜などといった観光スポットが存在している。

ザ クラウンパレス新阪急高知

アクセス:高地ICから車で約15分
引用:ザ クラウンパレス新阪急高知 公式サイト

ホテル星羅四万十

高知自動車道からだと四万十町中央ICを経由して国道56号から車で2時間。松山ICからなら県道57号を経由し鬼北から四万十市西土佐江川崎まで1時間と40分。秘境とも言える場所、四万十川のほとりに『ホテル星羅四万十』は立つ。

開放的な吹き抜けとなっているエントランスを抜けて、案内される客室からは四万十の雄大な自然を眺めながら過ごすことができる。2018年にリニューアルした特別室から望む景色は絶景で、シモンズベッドに寝転がりながら自然の音に身を委ねて、身も心もまったりすることができる。

ホテルから車で15分行けば、メディアでも取り上げられる沈下橋・岩間沈下橋を見ることも可能だ。

さらに、カヌーを使ったツーリングや、四万十天文台での天体観測といったアクティビティも充実。都会では決してできない体験で、思い出を作ろう。

ホテル星羅四万十

アクセス:高知IC-四万十町中央IC(R56)-窪川(R381)-四万十市西土佐 江川崎 約2時間10分
引用:ホテル星羅四万十 公式サイト

ホテル高砂

『ホテル高砂』は、高地ICよりおよそ10分。高知市内の主要観光スポットへアクセス良好な老舗ホテルだ。大浴場は、サウナを備える展望型。夜になれば、高知市内の夜景を見ながらゆっくり温泉に浸かることができる。

食事は部屋で頂くことが可能。提供されるのは、本格的な土佐料理だ。高地名物のおもてなし料理である皿鉢(さわち)料理をはじめ、カツオの藁焼きたたきなど、料理長がこだわり抜いた一品を堪能することができる。

地元食材に拘ったメニューの中でも、特に人気なのが土佐牛の陶板焼きだ。確かな目利きで選ばれた土佐牛は、しっかりした肉質ととろける脂を味わえるだろう。

ホテル高砂

アクセス:高地ICよりおよそ10分
引用:ホテル高砂 公式サイト

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四万十川や仁淀川を始めとした美しい清流の景色や、桂浜や室戸岬などの絶景スポット。坂本龍馬にゆかりの地ということもあり、幕末の歴史に触れることもできる高知県。名産であるカツオや、一部地域ではクジラの竜田揚げといった郷土料理も味わうことができる。今回紹介したのは、高知県にあるホテルのほんの一部だ。お気に入りの宿を見つけて、車での高知観光を楽しんでほしい。

 

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