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クルマで行きたい、函館のグルメスポット

函館は、北海道の南の玄関口だ。飛行機を使わなくとも、本州最北端・青森より青函トンネルを使って陸路で行くことができる。そのため、北海道の中では比較的交通の便が良く、車で行ける観光地としての人気も高い。

今回は、そんな函館にある車で行きたい絶品グルメスポットを紹介する。

うにむらかみ 函館本店

函館を訪れたら味わっておきたいと多くの人が考えるのが、新鮮な海鮮ではなかろうか。中でも、極上の無添加ウニとくればなおさらだろう。

そんな旅人の願いを叶えるのが、函館-大間間のフェリーにのって到着する函館ターミナルより、車でおよそ15分。函館市の大手町に店を構える『うにむらかみ 函館本店』である。地場の食材にこだわり、函館の魚介類や北海道の野菜を中心に提供している人気店だ。

特に、店名にも入っているうにはこだわりの逸品。保存期間を伸ばしたり、発色を良く見せるミョウバンを使用しない無添加のうには、素材本来の味を楽しめるとして地元民のみならず多くのファンが詰めかける。

看板メニューは、もちろん「無添加うに丼」。温度管理を徹底することで、品質を保ったうにの味は極上で、まさに函館ならではのグルメ代表だ。

また、丼以外にも天ぷらやグラタンといったバリエーションで、うにを食べさせてくれる。生のうにはちょっと……という人にもおすすめだ。

うにむらかみ 函館本店

アクセス:函館ターミナルより車でおよそ15分
引用: うにむらかみ 函館本店 公式サイト

ハセガワストア 中道店

『ハセガワストア』は、函館市内を中心として13店舗を展開するコンビニエンスチェーンだ。ここにも、函館市民が愛してやまないご当地グルメが存在する。

中道店は、函館ターミナルより車でおよそ15分の場所にある。地元の人々からは、略してハセストと呼ばれているこの店舗の名物は「やきとり弁当」だ。やきとりといっても、所謂鶏のモモ肉やムネ肉といった精肉を串に刺して焼いたものではない。

函館をはじめとする道南エリアで、やきとりといえば豚肉のこと。これは、高倉健氏が出演していた映画の影響もあるといわれているが、実際は道南地区の養豚場の多さが一番の理由といえるだろう。

このやきとり弁当、作り置きをしないため毎日自社工場で作られている。長ネギの皮を剥いたり焼き上げる際に赤ワインを吹き替えてコクを深めるなど、丁寧な工夫がなされている。

ベースとなる味は、秘伝のタレの他塩ダレ・塩・うま辛の合計4種類。お弁当のフタをしたまま串だけを外に出し、そのまま串を抜いて食べることができればあなたも立派なハセストフリークだ。

ハセガワストア 中道店

アクセス:函館ターミナルより車でおよそ15分
引用: ハセガワストア 中道店 公式サイト

カリフォルニアベイビー

ハセガワストアがハセストならば、カリベビのニックネームで30年以上の長きにわたり愛されているのが『カリフォルニアベイビー』だ。

函館ターミナルより車でおよそ15分の場所にあるカリフォルニアベイビー、GLAYのJIRO氏やYUKI氏、大物演歌歌手の北島三郎氏などもよく訪れていたという。

大物芸能人たちが、この店に足しげく通った理由は名物「シスコライス」を食べるためだ。ボリュームたっぷりに盛られたバターライスの上に大ぶりのソーセージをトッピングし、ミートースをこれでもかと掛けたシスコライス。見た目がすでに重量級だが、バターライスも案外あっさりした味付けなのでスイスイ食べきれてしまうだろう。

基本は洋食屋なので、シスコライス以外にもミートソーススパゲッティやハンバーグ&ピラフといったメニューも。

また、カリフォルニアベイビーから函館のベイエリア周辺はドラマや映画の舞台となったスポットが数多く存在する。お気に入りの作品の聖地めぐりをしてみても面白い。

カリフォルニアベイビー

アクセス:函館ターミナルより車でおよそ15分
引用:カリフォルニアベイビー 公式サイト

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新鮮無添加のうにを始めとして、函館市民のソウルフード・やきとり弁当、多くの芸能人も愛したシスコライスなど、多くのご当地グルメに溢れる北海道の函館エリア。だが、今回紹介しきれなかった郷土料理やいわゆるB級グルメはまだまだ存在する。函館を訪れた際は、是非とも函館が誇る美味しいものを堪能してほしい。

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