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クルマで行きたい、東北のグルメスポット

本州の南に位置する東北地方。山海の幸に恵まれたこのエリアは、ほかの地域では食べられない美食の宝庫である。今回は、そんな東北エリアにある車で行きたいグルメスポットを紹介する。

旨味 太助

枝豆をすり潰したずんだや気仙沼のフカヒレ、笹かまぼこなど多くの魅力的なご当地グルメに溢れる宮城県だが、最も人の心を惹きつけてやまないのが牛タンであろう。

東北自動車道仙台宮城ICより、車でおよそ10分。『旨味 太助』は、牛タン焼きを生み出した「味太助」の佐野啓四郎氏の味と技術を受け継ぎ、創業以来変わらぬ味でファンを魅了し続けている。

牛タンの味を最大限に引き出すのは塩、という教えを忠実に守って焼き上げられる牛タンはシンプルな味付けながら飽きが来ない奥深さが魅力。歯をわずかに押し返す弾力と、サクっとした潔い食感が堪らない。

カウンター越しに見える、処理されて樽に積まれた牛タンの山を眺めながら、具だくさんのテールスープでシメだ。いつまでも感じられる牛の旨味の余韻に浸ろう。

旨味 太助

アクセス:東北自動車道仙台宮城ICより、車でおよそ10分
引用: 旨味 太助 公式サイト

秋田きりたんぽ屋 秋田駅前本店

米を潰して木の棒に巻き、焼き上げたきりたんぽは秋田県内で広く食べられている郷土料理だ。元は、冬の時期に猟を行うマタギの携行食として用いられていたとされるが、現在では学校給食のメニューになるなど、ポピュラーな料理となっている。

素朴な味わいのきりたんぽを鶏やきのこ、根菜などと一緒に鶏ガラで取ったダシで煮込むのがきりたんぽ鍋だ。

秋田自動車道秋田中央ICより、車でおよそ15分。『秋田きりたんぽ屋 秋田駅前本店』では、そんな「きりたんぽ鍋」をはじめとして「ハタハタしょっつる鍋」に味噌仕立ての「マタギのきりたんぽ鍋」といったメニューが提供される。ランチタイムにも「きりたんぽ鍋定食」が食べられるのが嬉しい。

秋田きりたんぽ屋 秋田駅前本店

アクセス:秋田自動車道秋田中央ICより車でおよそ15分
引用:秋田きりたんぽ屋 秋田駅前本店 公式サイト

登起波牛肉店

米沢牛といえば、山形県が誇るブランド牛である。置賜地方3市5町という狭いエリアで育成された和牛が、厳しい基準をクリアした場合にのみ与えられる王冠だ。

その栄誉は日本三大和牛にも数えられるほどであり、肉質と脂質は特に優れているとされる。

東北中央自動車道米沢中央ICより、車でおよそ10分。そんな米沢牛を創業明治27年より扱い続ける『登起波牛肉店』は、山形県米沢市で最も古い牛肉店である。精肉店として店頭や通販で販売を行う傍ら、食事処を2店舗経営。『お食事処 すき焼き 登起波』は、その名の通りすき焼きが看板だ。

「米沢牛・百年のすき焼きコース」で、4000円~となっている。肉の部位に応じて価格が上がっていく仕組みだ。他にも、サイコロの炭火焼やステーキといったメニューも提供する。山形を代表する老舗だ。

登起波牛肉店

アクセス:東北中央自動車道米沢中央ICより車でおよそ10分
引用:登起波牛肉店 公式サイト

魚喰いの大間んぞく

美食溢れる東北でも、1目置かれる高級食材が青森県大間のマグロだ。毎年、年明けの初セリでは目が飛び出るような価格で取引されるのを新聞やテレビで目にしたことがある人も多いだろう。

津軽海峡の荒波に揉まれて育ったクロマグロは、海のダイヤモンドとも呼ばれる。引き締まった肉質の赤身と、とろけるようなトロの部位はいかなる食通をも唸らせる力を秘めている。

東京では高価なクロマグロ。だが驚くほどリーズナブルに堪能できるのが、地元大間の『魚喰いの大間んぞく』だ。東北自動車道七戸ICより、車でおよそ2時間。自社工場で解体されるマグロはもちろん、大崎港から水揚げされる魚介は新鮮そのもの。味に、値段に大満足だ。

魚喰いの大間んぞく

アクセス:東北自動車道七戸ICより車でおよそ2時間
引用:魚喰いの大間んぞく 公式サイト

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全国的に有名な宮城の牛タンを始めとして、秋田のきりたんぽ、老舗が扱う米沢牛に大間のマグロなど、多くのご当地グルメに溢れる東北エリア。だが、今回紹介しきれなかった郷土料理やいわゆるB級グルメは他にもまだまだ存在している。車で東北を訪れた際は、是非とも東北のご当地の味を堪能してほしい。

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