米沢牛といえば、山形県が誇るブランド牛である。置賜地方3市5町という狭いエリアで育成された和牛が、厳しい基準をクリアした場合にのみ与えられる王冠だ。
その栄誉は日本三大和牛にも数えられるほどであり、肉質と脂質は特に優れているとされる。
東北中央自動車道米沢中央ICより、車でおよそ10分。そんな米沢牛を創業明治27年より扱い続ける『登起波牛肉店』は、山形県米沢市で最も古い牛肉店である。精肉店として店頭や通販で販売を行う傍ら、食事処を2店舗経営。『お食事処 すき焼き 登起波』は、その名の通りすき焼きが看板だ。
「米沢牛・百年のすき焼きコース」で、4000円~となっている。肉の部位に応じて価格が上がっていく仕組みだ。他にも、サイコロの炭火焼やステーキといったメニューも提供する。山形を代表する老舗だ。