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なまはげついでに美味しいグルメも堪能したい…クルマで行きたい、秋田県のグルメスポット

観光スポットとして多くの名所と見どころに溢れる秋田県だが、秋田観光の醍醐味と言えば美味しいグルメだ。全国的にも有名なきりたんぽや稲庭うどん、他にも外せないグルメが揃っている。

今回は、そんな秋田県にある車で行きたいグルメスポットを紹介する。

料亭 濱乃家 本店

秋田県のグルメをを想像した時、真っ先に思い浮かぶのがきりたんぽではないだろうか。このきりたんぽとは、炊いたうるち米をすり潰し、棒に包んで伸ばした餅を焼いたものだ。

秋田県内では学校の給食メニューになっているほどポピュラーな料理で、地元民から長きに渡り愛されている郷土料理である。

きりたんぽに直接味噌を塗って焼いて食べたりもするが、おすすめなのは鶏ガラベースのスープに、きりたんぽを始めとして肉や野菜を一緒に煮込んだきりたんぽ鍋だ。このきりたんぽ鍋は秋田県内多くの飲食店で味わうことができるが、おすすめなのが『料亭 濱乃家 本店』である。

この濱乃屋本店は、大正7年に創業した老舗。東北でも有数の数寄屋造りで、雰囲気も抜群。落ち着いた空間の中で、極上のきりたんぽ鍋を堪能しよう。

東北自動車道北上JCTを経由して、秋田自動車道に入ろう。秋田自動車道を秋田中央ICで降り、国道13号方面へ。秋田市街の標識に従って進み、県道28号を目指す。

旭川を越えて、県道26号線に乗ったら、目的地は目前だ。

料亭 濱乃家 本店

アクセス:秋田自動車道を秋田中央ICで降り国道13号方面へ
引用: 料亭 濱乃家 本店 公式サイト

佐藤養助 総本店

稲庭うどんは、日本三大うどんに名前を連ねる秋田県が誇る名物だ。練った生地を切って作る他のうどんとは異なり、稲庭うどんはそうめんの製法と同じ手延べ製法を用いて作られる。秋田県以外にも稲庭うどんは販売されているが、そのほとんどが乾麺だ。秋田県では、他の件では味わえない半生麺に出逢うことができる。

稲庭うどんを味わうのなら、湯沢横手道路湯沢ICから車でおよそ20分の場所にある『佐藤養助 総本店』は絶対に外せない。

製法自体は1665年に確立していた稲庭うどんだが、その製法は一子相伝門外不出。だが、当時の宗家・佐藤吉エ門が稲庭うどん造りの技術が失われることを恐れて二代目・佐藤養助に伝授。時は1860年の江戸末期。かくして創業に至ったのである。

佐藤養助 総本店で作られるうどんは全て職人の手作業により、3日間に及ぶ期間を経て作られる。コシが強く、ノド越しのよい本物の稲庭うどんはここでしか食べられない。

佐藤養助 総本店

アクセス:湯沢横手道路湯沢ICから車で約20分
引用: 佐藤養助 総本店 公式サイト

元祖神宮焼きそば屋

秋田県を代表するB級ご当地グルメとして「横手焼きそば」である。

1950年代に考案されたというこの焼きそばは、目玉焼きが乗せられているのが特徴だ。2009年に開催されたB級グルメのグランプリ「B-1グランプリ」では優勝に輝いたこともある。

『元祖神宮焼きそば屋』は、その屋号の通り横手焼きそば発祥の店として知られている。創業して既に60年を越える老舗の焼きそば店だ。今現在でこそ、半熟に焼き上げた目玉焼きを焼きそばに乗せるスタイルは珍しくないが、元をたどればこの店にたどり着く。

この横手焼きそばは、蒸した麺ではなく茹で麺を使う点も特徴。元祖神宮焼きそば屋でもそれは例外ではなく、メニューには麺量を並・中・大と三段階に設定。肉や野菜と言ったトッピングは、ダブルをオーダーすることで倍の量になる。紅しょうがの代わりに、子供のためを考えてトッピングされている福神漬けも個性的だ。

甘めのソースが絡んだ麺に、目玉焼きを崩しながら一口すすると、もう箸が止まらない。

最寄りインターは、秋田自動車道横手ICだ。高速を降りたら国道13号線をおよそ5分ほど走ると到着する。

元祖神宮焼きそば屋

アクセス:秋田自動車道横手ICから約5分
引用:元祖神宮焼きそば屋 公式サイト

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今回紹介したきりたんぽの名店「料亭 濱乃家 本店」、稲庭うどんの元祖「佐藤養助 総本店」、横手焼きそば発祥の「元祖神宮焼きそば屋」以外にも、秋田県には数多くの美味しいものが揃っている。美食は旅の楽しみだ、切っても切れない関係にある。

今回取り上げた名店以外にも、地元の人々から親しまれている店はいくらでもある。その中から、自分の舌でお気に入りを見つけてみてほしい。

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