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東北エリアで温泉も楽しみたいならここ…クルマで行きたい、東北のホテル

青森・岩手・宮城・山形・秋田・福島という6つの県からなる東北エリア。日本でも有数の米どころとしても知られており、東北エリアで収穫されている米の量は全体の1/4にも昇る。

青森のりんごや山形のさくらんぼといった果物も名産で、夏に開かれる青森のねぶた祭りを始めとした三大祭には多くの観光客が押し寄せる。

今回は、そんな多くの魅力が詰まった東北エリアにある、車で行きたいホテルを紹介する。

ホテルグランメール 山海荘

青森空港より車でおよそ1時間、東北自動車道大鰐・弘前ICより1時間半。『ホテルグランメール 山海荘』は、青森県の西津軽郡にある日本海を一望できる温泉宿である。

周辺の観光スポットにも恵まれた立地で、1993年に世界遺産に登録された白神山地や日本夕日百選にも選ばれた、深浦の夕日海岸。

日本の西海岸きっての名勝である千畳敷海岸といった自然の景色や弘前城、太宰治記念館といった青森の歴史に触れることができる建物も多い。

北前船時代、寄港地として洋風文化を取り入れつつ発展した鯵ヶ沢は、大正ロマンに溢れる町だ。

その歴史的背景をインテリアデザインとして用いた客室は、上質さと気品が漂う洋風モダンな雰囲気が漂う。

日本海と津軽富士と呼ばれる岩木山を目の前にした和室と洋室、ゆとりある間取りの特別室を用意した。

また、30万年前の化石海水が温泉となった厳選を汲み上げた天然温泉も自慢だ。塩分濃度が高い優れた泉質であるこの温泉は、保温性が高く湯冷めしにくい。

和洋の露天と内湯で日頃の疲れをゆっくりとほぐそう。

料理では、食材の宝庫である鯵ヶ沢の旬の食材をふんだんに用いる。特に、地元で水揚げされるイトウやヒラメ、ヤリイカといった海産物は絶品だ。

春夏秋冬、それぞれの季節の味を熟練の料理人が極上の一皿に仕上げてくれる。

ホテルグランメール 山海荘

アクセス:青森空港より車で約1時間
引用: ホテルグランメール 山海荘 公式サイト

裏磐梯レイクリゾート

『裏磐梯レイクリゾート』は、日本国内でも屈指の景勝地、裏磐梯に位置する高原のリゾートだ。

福島県耶麻郡北塩原村にあるこのホテルまでは、東京より車でおよそ4時間の距離だ。東北自動車道郡山JCTを経由して猪苗代磐梯高原ICへ。インターを降りたら国道115号線から国道459号線を走る道のりとなる。

ホテルに引かれた温泉は、猫魔温泉と呼ばれる源泉かけ流しの湯。ホテルの敷地内より湧気でているこの温泉は、鉄分を豊富に含んでいる。

そのため、空気に触れると酸化して世にも珍しい赤褐色の湯となる。古来より黄金の湯として親しまれて来たこの温泉は、裏磐梯の宝である。

この湯を用いた露天風呂は、桧原湖を見下ろす絶好のロケーションだ。

裏磐梯の雄大な自然を眺めつつ、温泉の湯ざわりをゆっくり楽しもう。

宿泊するのは本館の「五色の森」だ。

ここには、泊まる人数やスタイルを問わず気軽にリゾートステイを楽しむことができるバリエーション豊かなゲストルームを備えている。

ベーシックなスタンダードツインを始めダブルやスーペリアツイン。

ホテルの最上階にはデラックスツインや優雅な長期滞在を実現するハイクラスなスイートなど、広めの間取りがゆとりの空間を演出してくれる。

裏磐梯レイクリゾート

アクセス:東京から車で約4時間
引用:裏磐梯レイクリゾート 公式サイト

スイデンテラス

羽黒山・月山・湯殿山からなる出羽三山のすそに広がる庄内平野、この土地の象徴でもある「水田」をモチーフとして生まれたのが『スイデンテラス』である。

山形県鶴岡市にあるこのホテルまでは、東京より車でおよそ5時間半。仙台からだと2時間半だ。

美しい田園風景と調和するようなホテルのデザインを手がけたのは、紙管やコンテナ等を利用した建築や災害支援で知られる坂 茂氏。

館内どこにいても、自然のぬくもりを感じられるような空間デザインがなされている。

山形庄内の魅力は、食からもあふれ出る。

スイデンテラスが掲げる食のテーマは、“Farm to Table”だ。海と山に加えて、川と平野。それぞれの食材に精通するシェフが、腕によりをかけた料理を味合わせてくれる。

自社農場で栽培された野菜や、ブランド牛の山形牛に庄内豚を贅沢に使用。米どころ庄内だからこそ出来る庄内産特別栽培米のつや姫など、山形県を食べ尽くせるメニューは至極だ。

また、ゲストルームは月山・羽黒山・湯殿山という3つの棟に分かれている。

全119室からなる客室には、シングルからファミリーまでどんなシーンでもくつろげる部屋を揃えた。

特に、田園風景を一望できる田園ビュータイプの客室は、日本の原風景を堪能できる日本でも珍しい部屋である。

スイデンテラス

アクセス:東京より車で約5時間半
引用:スイデンテラス 公式サイト

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みちのく東北地方。

特徴ある伝統文化や豊かな食文化が息づくエリアとして、一度は足を運んでみたい憧れのスポットである。温泉も一緒に楽しみたいのなら、寒くなってくるこれからの時期はぴったりだ。

愛車と共に東北地方のホテルに宿泊し、隅々まで堪能してみてはいかがだろうか。

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宮城県大崎市 鳴子峡
初冬の田んぼと鳥海山の風景 秋田県側