Hundreds Cars

クワイエットタイムをあたたかく照らす…キャンプで使いたいコールマンのアイテムを一式セレクトしてみた

キャンプがはじめての人でも『コールマン』というメーカーを耳にしたことがある人も多いのではないだろうか。初心者から上級者、ソロキャンプやファミリキャンパーなど幅広い人から人気を集めるコールマンは利便性もありながらデザインにもこだわりがあり“いいカンジ”にキャンプをコーディネートしてくれる。今回は、思わず写真におさめたくなるような、コールマンのアイテムをワンセットセレクトしてみた。

多くのキャンパーの胸をくすぐるコールマンの魅力とは

ランプのイラストが描かれたあたたかみのあるロゴが特徴のコールマンは、アメリカのアウトドアメーカーで、ウィリアム・コフィン・コールマンによって1900年に設立されている。設立当初はキャンプメーカーではなく、ガソリン式のランプを販売するメーカーとしてその名を博したようだ。ひと昔前の日本においては漁業用の灯火として人気を伸ばしており、現在は日本法人であるコールマンジャパンも設立されている。

コールマンが社会貢献の一環として掲げているのが「未来を照らそうプロジェクト」だ。アウトドアの楽しさや歓びを子どもたちに体験してもらう機会をサポートしたり、災害や防災時にアウトドア用品の活用やアウトドア術をサポートしたり、自然を楽しむ道具を製造・販売する企業としてエコ活動にも積極的に取り組んでいる。

コールマンのアウトドア用品は専門店だけでなく、スーパーやホームセンターなどで見かけることも多いのではないだろうか。手軽に購入できるアウトドアメーカーのひとつだが、テントひとつとっても種類が豊富で、キャンプ初心者にとっては選ぶ決め手が難しいだろう。

もちろん価格で選ぶこともポイントになるが、キャンプ道具はちょっとの差で快適さが格段に変わってしまう。また長く使いたい場合は愛着のわくものを選ぶのもポイントとなる。さらにデザイン性や質感も重要…決め手を並べればキリがないが結局大事なのは直感だろう。

コールマンだけでおしゃれなキャンプが完成してしまう…

● テント / タフオープン2ルームテント

キャンプに欠かせないアイテムと言えばテントだが、初心者におすすめなのがテントとタープが一体型となった「タフオープン2ルームテント」。本来であればテントとタープを別々に購入する必要があり、持ち運びや設営にも苦労するのが初心者あるあるではないだろうか。

しかし、こちらのテントは一体型となっているためテント設営のついでにタープが出現するといった時短アイテム。アシストクリップ付きで、慣れてしまえひとりでもらくに設営ができてしまうのでソロキャンプにもおすすめだ。

さらにタープのアレンジを変えることで、開放的な空間を演出したり、ひみつきちのようにアレンジすることも可能。定員は4~5人となっているので、ファミリーやカップルでゆったりと過ごすキャンプにぴったりではないだろうか。

グリーン×ベージュのナチュラルなバイカラーもおしゃれで、存在感もありつつ様々なアイテムに溶け込んでくれることだろう。

● ランタン / クアッドマルチパネルランタン

コールマンの代名詞と言えばホワイトガソリンを使用したガソリンランタンだが、一度使ったら便利で手放せないと話題なのが「クアッドマルチパネルランタン」である。一見すると4面のLEDライトで覆われた大きなランタンだが、本領を発揮するのはふたり以上でのキャンプ。

4つの発光パネルは取り外しが可能で、夜道を歩く場合やおやすみの時にもまくらもとを照らすなど、それぞれ違った使い道ができる。マグネット式で簡単に脱着が可能なだけでなく、本体に接続すれば自動で充電される優れものだ。

また、本体にはUSBポートが付いており、電源のないキャンプ場でスマホを充電できるのもありがたい。デザインに特化したおしゃれなランプは実用さに欠けることもあるが、こちらはキャンプ以外の日常生活でも使用できる。クローゼットで眠らせることなく活用できるのもポイント。

● テーブル&イス / ナチュラルモザイクTMファミリーリビングセット

ウッドスタイルの色とりどりのモザイク柄がかわいいテーブルセット。あたたかみのあるカラーなので、料理をのせれば否応なしに写真映えしてしまうだろう。

キャンプ場に人数分のイスを持ち込むのも悪くはないが、キャンプに慣れてくるほど少ないアイテムでいかに快適に過ごせるかがポイントとなる。こちらはテーブル内にベンチをコンパクト収納できるオールインワンアイテム。

コンパクトさも魅力だが、アルミフレーム素材を使用しているため、テーブルとイスを合わせた重量が、約9.2kgと軽量なのもありがたい。先ほど紹介したテントとも相性抜群。これひとつでおしゃれなキャンプを演出できてしまうのだ。

● バーナー / パワーハウス(R)ツーバーナストーブ Ⅱ

キャンプ場でのBBQはアウトドアの醍醐味でもあるが、BBQコンロではなくあえてツーバーナーストーブを購入してみるのはどうだろうか。LPガスを使用したバーナーは持ち運びに便利なだけでなく、朝のコーヒータイムや小腹がすいた際の、ちょっとした調理に最適なアイテムと言える。

つまみをひねり点火スイッチを押すだけで、約3,500kcal/hのハイパワーな火力となる。蓋自体が防風板の役割をはたすため、多少の風が吹いても安心して使用することができるのが、炭火コンロとの違いでもある。また、防災用品としても注目されているのが、このようなLPガスを使用した調理器具だ。

収納している際にも深みのあるグリーンでインテリアに馴染んでしまうこと間違いなし。さりげなく大きく刻まれたロゴもじんわりと愛着がわいてしまいそう。

● アウトドアワゴン

今最も熱いキャンプアイテムといえば「アウトドアワゴン」ではないだろうか。SNS映えすると話題で、子ども部屋でのおしゃれ収納からキャンプでの荷物移動まで様々こなす優秀アイテム。目を引く赤色は“これぞコールマン!”といったかんじだ。

見た目はもちろん実用性も抜群。キャンプ初心者はついつい荷物が多くなりがちになるがアウトドアワゴンがあれば一度に多くの物をらくに運ぶことができる。アウトドア感満載のデザインに大型タイヤが装着されているので、どんな悪路で移動ができてしまうのだ。

また耐荷重が約100kgもあるため、大抵の荷物を運ぶことが可能。さらに、オプションのテーブルをかぶせればちょっとしたサイドテーブルにも変身する。小さい子どもや愛犬を乗せて楽しく遊ばせてみるのもいい。使い方は無限大なので、あなただけの使い方をぜひ見つけてみてほしい。

* * *

ひと昔前のコールマンといえば、緑色のアイテムに赤いロゴが特徴の印象が強かったが、最近のコールマンは実に多くのバリエーションを登場させている。SNS映えするようなポップなカラーやおしゃれなデザインも多く、時代に合わせたアイテムを続々と展開させているのだ。コールマンはキャンプ入門編としてはぴったりなアイテムが揃っているので、キャンプで必要なワンセットをコールマンで揃えてみてはいかがだろうか。