今でこそ、全国に広く浸透したスープカレーという食文化だが、実は北海道の札幌が発祥とされていることをご存じだろうか。味に刺激と香り、深みを加える多数のスパイスと、粘度が低くサラリとしたカレー。季節の野菜をふんだんに使うのが特徴だ。
札幌だけでなく、東京や大阪、名古屋にも店舗を構える「マジックスパイス」が元祖スープカレーと言われており、インドネシアやシンガポールで食べられているスパイスを用いた鶏スープであるソトアヤムをベースに作ったのがスープカレーの始まりだという。
道央自動車道豊浦ICより、車でおよそ2時間。2007年創業の『soup curry Suage +』は、札幌市内に5店舗、東京にも1店舗の進出を果たしているスープカレーの専門店だ。soup curry Suage +のスープカレーの特徴といえば、なんといっても巨大ともいえる具材の数々だろう。
カボチャやピーマン、人参を中心に大ぶりなトッピングが器の中で踊る。「パリパリ知床鶏と野菜カレー」や「ラベンダーポークの炙り角煮カレー」といったメニューをベースとして、スープの種類や辛さ、追加のトッピングでオリジナルのカスタマイズができるのもポイント。自分だけの1杯を作り出そう。