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観光地ならではの知られている美食…クルマで行きたい、神奈川のグルメスポット

箱根・鎌倉・湘南と日本国内でも人気の高い観光地擁する神奈川県。そのため、その土地ならではのご当地グルメや郷土料理が多数存在する。今回は、そんな神奈川県にある車で行きたいグルメスポットを紹介する。

聘珍樓(ヘイチンロウ) 横浜本店

神奈川の中でも、横浜エリアのご当地麺として定着しているのがサンマーメンだ。ただし、ラーメンの上にサンマが乗っているからサンマーメンというワケではない。

「サンマー」とは、中国の広東語で瑞々しい、という意味の「生(サン)」。乗っているという意味の「馬(マー)」に由来している。瑞々しい野菜を炒めたものを、麺の上に乗せた麺料理ということになる。

サンマーメン自体は神奈川県内にある多くの飲食店で提供されているが、その元祖といわれているのが横浜中華街に店舗を構える『聘珍樓 横浜本店』である。

都心より、車でおよそ40分。創業130年を越える中華の老舗。本格的な中華料理を味わえる名店だ。

ここで味わえるサンマーメンは、ニラではなく小松菜が使用されているのが特徴。キャベツ・人参・刻みネギ・もやしの炒めがたっぷりと乗せられており、シャキシャキの歯触りが実に心地よい。醤油ベースで、しっかりと味付けがなされたスープと餡も絶品だ。餡は保温性が高いため、時間が経っても温かい。食欲に負けて一気にすすり、口の中をやけどしないように注意しよう。

聘珍樓 横浜本店

アクセス:都心より車で約40分
引用: 聘珍樓 横浜本店 公式サイト

三崎館 本館

青森県の大間と並んで有名なマグロが、神奈川県の三崎マグロだ。ちなみに、この三崎マグロとは三浦半島で漁獲されたマグロのことをいうのではない。全国で漁獲されたマグロは、三崎港に集められる。そこで水揚げされたマグロが三崎マグロと呼ばれるのだ。

港町である三崎町では、お膝元だからこそできる価格で新鮮なマグロ料理を味わえる名店も多い。その中で、今回紹介させて頂くのは明治41年創業の『三崎館 本館』だ。東名高速道路衣笠ICより、車でおよそ30分。元々は旅館としてスタートした三崎館だが、ここは日本で初めてまぐろのかぶと焼を生み出した老舗として知られている。

まぐろのかぶと焼は、元々遠洋漁業に出ていた漁師たちが切り落としたまぐろの頭を船の煙突に吊り下げ、蒸し焼きにして食べていたという豪快な料理。

見た目もさることながら、味も抜群、栄養価も高いこの料理を「陸」にある飲食店として初めて出したのが三崎館なのである。さらに、三崎館ではかぶと焼の他にも「まぐろの刺身膳コース」や「まぐろステーキ膳コース」といったマグロ三昧なメニューを揃えている。三崎のマグロを余すところなく堪能したいなら、ここで決まりだ。

三崎館 本館

アクセス:東名高速道路衣笠ICより車で約30分
引用:三崎館 本館 公式サイト

江の島 ハルミ

神奈川県内でも、屈指の人気観光地である湘南・江の島。訪れた際は、絶対に味わっておきたいのがしらすである。毎年1月から3月中ごろまで禁漁期間とされているしらすは、春の訪れを知らせる海の幸でもある。特に、生しらすは鮮度が全て。湘南エリアでしか食べられない幻の食材なのだ。

そんな生しらすが頂ける名店として名高いのが、江の島のメインストリートに店舗を構える『江の島 ハルミ』。東名高速道路海老名JCTより、車でおよそ20分。ここで味わえる「生しらす丼」は、ぷちぷちとした始めるような歯触りと、掛けて頂く自家製三杯酢が特徴。小さな身体に濃厚な海の旨味を蓄えたしらすと、アツアツご飯の組み合わせは悶絶必至。禁漁期間が過ぎ去れば、すぐにでも食べに行きたい逸品である。

また、ここでは看板メニューである「江の島丼」も。これは、自家製の丼汁でさざえとしらすを1煮立ちさせて卵でとじたどんぶりご飯。煮汁の香りと半熟卵、コリコリと舌触りの食感がたまらない。

江の島 ハルミ

アクセス:東名高速道路海老名JCTより車で約20分
引用:江の島 ハルミ 公式サイト

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横浜のご当地麺・サンマーメンを始めとして、大間に並ぶ三崎のマグロ、江の島のしらすなど、多くのご当地グルメに溢れる神奈川県。だが、今回紹介しきれなかった郷土料理やいわゆるB級グルメは他にも存在している。

車で神奈川県を訪れた際は、是非とも神奈川ならではのグルメを堪能してほしい。

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