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年始は初日の出を拝みたい…近畿エリアのクルマで行くおすすめスポット 2021

近畿エリアにもたくさんの初日の出スポットがあり、元旦に出かける人も多いだろう。まだ行ったことがない人は、2021年の始まりは初日の出を見にいくのはどうだろうか。

そんな初日の出が拝める、近畿エリアのおすすめスポットを紹介しよう。

なぜ初日の出見にいくの…?

昔から初物は縁起が良いと言われており、初夢、初物、初日の出などある。

初日の出は、1月1日(元旦)の日の出のことで、日本では1年で最初の夜明けで『めでたい』『縁起が良い』とされ初日の出参りを行う人が多い。

初日の出は日本古来からのいわれであり、“四方拝”という天皇の元旦の儀式が始まりで、それが庶民の間に現在の形で広まり、“初日の出を拝む”という習慣になった。

四方拝とは、毎年1月1日(元日)の早朝、年始を祝うものであり、宮中・神嘉殿の南庭で天皇が天地四方の神祇を拝する儀式であり、全国に広がったのは明治以降とされていて、非常に歴史深いものだ。

泉大津大橋(大阪府)

昭和51年8月に完成した泉大津大橋は、臨海部の泉北5区(小松ふ頭)と6区(助松ふ頭)を結ぶ連絡橋として設計され泉北港のシンボルとして市民に親しまれている。

大阪府の初日の出はだいたい7:00頃遠くの山々から上がってくる。ゲートがオープンするのは朝5:00〜23:00までになるので初日の出の時間に合わせて余裕を持って行くのをオススメする。

善峯寺(京都府)

2005年に公開されたハリウッド映画“SAYURI”に登場する東山からの日の出シーンは、ここ『善峯寺』で撮影されている。映画と同じ初日の出を拝み、初詣をし2021年を迎えるのは縁起が良いそのものだろう。

大蔵海岸公園(兵庫県)

大蔵海岸公園から見える初日の出は、神戸と淡路島を繋ぐ全長3,911mの明石海峡大橋や淡路島、海面に反射するキラキラを同時に眺めることができる。その姿は非常に幻想的で、2021年を迎えるにはぴったりな場所だ。

信貴山 朝護孫子寺(奈良県)

信貴山 朝護孫子寺は、約1,400年前に聖徳太子が戦勝の祈願をし必勝の秘宝を授かったとしても知られており、寅に縁のある神として信仰されており、初日の出を拝むには最適なロケーションとされている。毎年、初詣も初日の出も拝めるスポットして奈良県だけでなく関西からも人気の高い場所だが2021年は、『戒壇巡り』は閉場、『毘沙門天王秘仏御開扉』は一般拝尊中止などあるので注意してほしい。

伊勢志摩スカイライン・朝熊山(三重県)

伊勢湾の雄大な景色が望める山頂広場には、「天空のポスト」があり、太平洋水平線上から昇る初日の出は“日本の夜明け”と称されるほど、美しい初日の出を拝むことができる。

また、元旦7:00からは朝熊山初日の出汁を先着500名さまに配るというので、冷えきった体を温めてくれるだろう。

山頂付近には伊勢神宮の鬼門を守る名刹金剛證寺や奥の院があり、初日の出のあとは参拝をするコースで回るのも良いだろう。

【所在地】三重県伊勢市朝熊山

比叡山(滋賀県)

山頂からはびわ湖や京都方面を望むことができ、比叡山頂エリアにはガーデンミュージアムやカフェ、レストランなど他の山とは違い色々な施設が揃っている。びわ湖方面より昇る初日の出を拝んだ後は、比叡山延暦寺へ初詣の参拝をすることもできるので人気のスポットとなっている。

【所在地】滋賀県大津市坂本本町4220

燈明崎(和歌山県)

和歌山県にある燈明崎は、地図で見ると突き出した形になっており、そこから見る初日の出は水平線から昇り海面と空とのダイナミックで美しいものを拝むことができる。燈明崎から梶取崎までおよそ1.6kmの遊歩道があり、ご来光を浴びながらの散策も楽しめる。

【所在地】和歌山県太地町 燈明崎

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近畿エリアは風情のある観光地が多く地元民以外からも訪れる人が多い。初日の出や初詣に訪れる際は、密に注意し参拝しよう。

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