Hundreds Cars

マスクの収納どうしてる?おしゃれなマスクケースで衛生的に

コロナ感染予防の対策として、マスクの着用は日常生活では必須となっている。ソーシャルディスタンスを保っている店舗でさえ、マスク着用の要請を促している場合も多いはずだ。しかし、飲食時や自宅ではマスクを外すことが許される。そこで活用したいのが外したマスクを収納するためのマスクケースである。

今やマスクケースはエチケット。実は危険な直置きマスク

飲食時に外したマスクはテーブルの上にそのまま置いてしまう場合や、直接ポケットやバックにしまう場合も多いのではないだろうか。食後すぐに付けるのだから、手の届く場所に置いておくのは賢明であるが、保管状態によっては感染リスクを高めてしまうケースもあるようだ。

実はマスクの表面にはたくさんの菌が付着している可能性がある。そのため、マスクを外す場合は紐を持って外すことが推奨されており、布部分には触れないで外すことがポイントである。

もし表面に菌が付着しているマスクをテーブルに直置きしてしまうと、菌をテーブルにばら撒いてしまう可能性もあり、逆にマスクに菌を付着させてしまう可能性もあるのではないだろうか。もちろんポケットやバックに収納する時にも同様の注意が必要である。

収納時は気を使い内側を2つ折りにしても、取り出す際にマスクを何度も触りながら探してしまったり、最悪のケースは裏表を間違えて逆に装着してしまうことも考えられる。

だからこそ、マスクケースを携帯しておくことがこれからのエチケットとなるのではないだろうか。

マスクケース選びのポイントは?

マスクケースはAmazonなどのネットショッピングでも購入することができるが、とても多くの種類が販売されている。

そのため、どのシーンで使用するかによって選ぶポイントも変わってくる。自宅でマスクケースを使用するのであれば携帯性ではなくデザインが重視。

特にたくさんの枚数が入っている使い捨てマスクは、インテリアにそぐわないデザインの箱となっている場合も多く、できるだけマスクケースに隠して収納しておきたい。

また、携帯用のマスクケースはおしゃれなデザインのアイテムが選ばれやすいと同時に、抗菌や消臭作用があるものが人気のようだ。

これらの作用が働かないマスクケースでは、収納する度に菌を増殖させたり、臭いが付きやすくなってしまうため使うたびに悪循環になってしまうため、デザイン重視だけで選んではいけない。

マスクをおしゃれにスマート収納

実用的かつ洗練されたシンプルデザインのアイテムが魅力な山崎実業が販売している自宅用のマスクケースは、実に種類豊富。

スマートマスクストッカーは、マスク50枚をたっぷり収納可能で、取り出し口が大きく、最後の1枚まで取り出しやすい設計を採用。デザインはブラックとホワイトの2種類があり、インテリアを損ねることなくスマートに設置することができる。

またタワー型のマグネットマスクホルダーは、マスクを約30枚まで収納可能。玄関扉にマグネットで直接貼り付けることができるため、外出時のマスク忘れも軽減できそうだ。

さらに、置き型とマグネットタイプを併用した2wayタイプも販売されている。強力なマグネットで玄関扉に付ければデッドスペースを有効的に活用でき、高級感あるデザインは置き型としてもインテリアに溶け込むだろう。

また、デザイナー・羽場一郎により設立されたインテリアブランドのイデアコからは、一見マスクケースには見えない美しく設計されたマスクディスペンサーが販売されている。

徳用マスクを約60枚も収納でき、1枚ごとにスムーズに取り出せるため、朝の忙しい時間帯も便利だ。カラーバリエーションはホワイト、ブラック、グレー、サンドホワイト、ライトブルーの5色を展開している。

自宅用のマスクケースの他にも、携帯用のマスクケースにも注目したい。

イーエルエーからは、抗菌・消臭機能がついたタイプを販売。大人用のサイズも余裕で収納でき、内装には仕切りがついているため、使用中と新品を分けて保管することも可能だ。撥水性の高いコーデュラ生地が採用され、水はじきしやすく汚れが付きにくいのも人気の1つではないだろうか。

アストロのマスクケースは、コンパクトかつ収納性が多い2つ折りのタイプとなっている。大中小の3つのポケットには、不織布製マスクであれば約10枚、ポケットティッシュ2個、錠剤が10錠分の収納が可能。コロナ禍の今だけでなく、花粉や風邪の際にも重宝されることは間違いなさそうだ。

MEDIKからは、乾燥と除菌機能が付いた本格的なマスクケースが販売されている。新開発されたUV-C LED深紫外線によって99.9%の除菌が可能。一般的なマスクはもちろん、紙製、布、ガーゼ、不織布などの素材にも除菌作用が有効となる。コンパクトな充電式となっているため、カバンに常備しておきたいアイテムの1つと言えそうだ。

* * *

コロナ感染予防のマスクの装着と共にマスクケースの需要も高まってきている。目に見えないウィルスとの戦いだからこそ、自分自身が出来る限りの予防対策はしておくべきではないだろうか。

これまでマスクケースに馴染みのなかった人にも、これからの時代は新たな必需品の1つとなるのではないだろうか。スマホケースに新商品が次々と登場しているように、マスクケースにもビジネスチャンスが訪れる日も遠くはないだろう。