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もはやビールの代替品ではない…サントリー オールフリー ライムショット

7月に入りいよいよ夏本番、ビールの季節がやってきた。しかし、クルマを愛するものとアルコール飲料はとにかく相性が悪い。とはいえ、ビールののどごしもあきらめたくないのが人の性だ。

そんなカーエンスージアストの大きな味方が、ノンアルコールビールだ。その名の通りアルコールフリーでありながら、ビールののどごし、ホップの苦味を再現している。発売された当初は、本物のビールと似ても似つかぬ味であり、アルコールが入っているかどうか以前、にあまりおいしくなかったことからネガティブなイメージを持っている方もいるかもしれない。しかし、近年では改良を重ね、非常に魅力的な商品が多く登場しているのだ。

特に、サントリーが提供している「オールフリー」シリーズの一翼を担う「オールフリー ライムショット」は、いい意味でノンアルコールビールのイメージをくつがえしてくれる。「オールフリー」の名が冠されている通り、アルコールはもちろん、カロリーも糖質もゼロだ。

味わいはビールの苦味のあとにライムの爽やかな香りが残る、まさにいま、世界的なウイルスによって風評被害を受けている、あの有名なビールにライムをヒトカケ入れたあの味だ。レモンスカッシュなどの清涼飲料水とは異なり、あくまでノンアルコールのビールであるため、口に含んだ瞬間、ホップの苦味がガツンと入ってくるのが特徴だ。

また、当然視覚的にもビールらしい色をしている。それどころか、炭酸の強度も本物のビールさながらであり、グラスに注ぐと”いい感じ”の泡が出てくるので雰囲気も抜群だ。

筆者としては、350ml缶をキンキンに冷やし、スポーツのあとや風呂上がりに一気にグイっといくのをおすすめしたいが、食事と一緒に飲んだり、一息つきたい時に飲んだり、炭酸水や炭酸入りの清涼飲料水のようにいただくのも一興だ。もはや、ビールの代替品ではなく、「ノンアルコールビール」というひとつのカテゴリーなのだ。

もちろん、ノンアルコールではあるものの、要らぬ誤解を生まないためにも、運転中に飲んだり、20歳未満の子どもに飲ませたりするのは厳禁だ。