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異国の文化で溢れている唯一の県…クルマで行きたい、長崎のグルメスポット

江戸の時代、国交を断絶する鎖国状態にあった日本において、唯一他国との貿易が許されていたのが長崎だ。そのため、異国の文化を拒むことなく取り入れ続けた長崎には独特な食文化が残っている。

今回は、そんな長崎にある車で行きたいグルメスポットを紹介する。

中華料理 四海樓

有名な全国チェーン店も展開し、国民食となった麺料理・ちゃんぽん。長崎と言えば、ちゃんぽん発祥の地として知られている場所でもある。

日本人に愛されるちゃんぽんの、原形となった料理が誕生したのは明治時代後期。中国から長崎にきた中華料理店『中華料理 四海樓』の、創業者が作った支那饂飩がルーツとされている。この支那饂飩も本来は中国・福建省の料理である湯肉絲麺を日本人の舌に合うように味付けを変えたものだったという。

その後、支那饂飩という名称も「ご飯は食べたのか?」という意味を持つ「吃飯(シャポン)」という発音が「ちゃんぽん」へと移り変わり、現在のようにちゃんぽんと呼ばれるようになった。

そんなちゃんぽんの元祖・四海樓では、1日にキャベツを200キロも使って大量のちゃんぽんが作られる。エビやイカといった食材の出汁が鶏ガラベースのスープと上品に混ざりあい、コクがありながらもスッキリとした飲み口のスープとなる。素材本来の旨味と、もちもちの中太麺が絡み合う。

九州横断自動車道からながさき出島道路へ入り、国道499号線をおよそ2分ほど走ると絶品のちゃんぽんは目の前だ。

中華料理 四海樓

アクセス:九州横断自動車道からながさき出島道路へ入り国道499号線を約2分
引用: 中華料理 四海樓 公式サイト

福砂屋 長崎本店

長崎を代表するスイーツがカステラだ。16世紀の中ごろにポルトガルから持ち込まれたというカステラは、長崎に伝わったのち多くの和菓子店で作られるようになる。

中でも『福砂屋 長崎本店』といえば、1624年に創業したカステラの老舗だ。カステラの本家として商標登録もされている。創業以来、徹底した手作りと無添加に拘っており、福砂屋のカステラが消費に耐えうるのはわずか9日間という短命さ。それだけに、品質も確かなものなのだ。

材料となる卵の黄身と白身を分けて拡販する別立法のおかげで、スポンジはしっとりふわふわの食感となる。カステラの底に敷かれたザラメの歯触りとほろ苦さが、卵が持つ本来の甘みを強調。手仕上げの繊細さを感じることができるだろう。

また、福砂屋ではスタンダードな「福砂屋のカステラ」以外にも、ココアやクルミ、レーズンを混ぜ込んだ「オランダケーキ」や小麦粉の配合を減らし、卵の比率をあげた「特製五三焼カステラ」といったバリエーションカステラも製造している。自分で味わっても、お土産としても喜ばれること請け合いだ。

九州横断自動車道からながさき出島道路へ。ひたすら直進し、国道499号線に入らず築町通りを経由して、春雨通りの思案橋交差点を右折すると目的地に到着だ。

福砂屋 長崎本店

アクセス:九州横断自動車道からながさき出島道路へ
引用:福砂屋 長崎本店 公式サイト

ニッキー・アースティン

長崎が誇るご当地グルメといえばトルコライスだ。料理命に「トルコ」と入っているが、トルコ共和国で生み出された料理ではない。ピラフとトンカツ、スパゲッティが一緒に盛られたトルコライスは、長崎県民なら知らぬものはいないというほどメジャーなグルメ。

名前の由来は所説あるが、中華のピラフ・和食のトンカツ・洋食のスパゲッティという異なる食文化の融合が、東ヨーロッパと西ヨーロッパにまたがるトルコの文化に似ているために名づけられたという説が有力だそう。

この長崎人のソウルフードともいえるトルコライスを食べたいのなら、『ニッキー・アースティン』がおすすめだ。国産の素材に拘ったトルコライスの種類は、なんと186種類。ベーシックなトルコライスはもちろん、ピラフをカレーに変えた1皿やチキンカツやコロッケをのせた変わり種も味わえる。何度訪れても、違うトルコライスに出逢える名店だ。

アクセスは、九州横断自動車道からながさき出島道路へ入ろう。万屋町にある店舗まで、築町通りを進むルートとなる。

ニッキー・アースティン

アクセス:九州横断自動車道からながさき出島道路へ
引用:ニッキー・アースティン 公式サイト

* * *

長崎以外でもメジャーなちゃんぽんやカステラといったグルメの他、なかなかお目にかかれないトルコライスといった魅力的なグルメがそんざいする長崎県。

今回紹介しきれなかったご当地グルメも多い。

長崎県を訪れた際は、地元に根付いた美味しいものを食べ歩いてみて欲しい。

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