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ランボルギーニ ウラカンEVOにフルオカプセルを追加 大胆なカラーリングで魅せるウラカンの進化

ランボルギーニより、販売中のウラカンEVOの2021年モデルを発表した。併せて、デザインエディションにあたる『ウラカンEVO フルオカプセル』の登場も予告。ニューカーラー&ニュートリムを纏うウラカンEVO フルオカプセルは、大胆なカラーリングで、エクステリアに新鮮さを加えるモデルとなる。

「EVO」になってもベイビーランボ

ランボルギーニ ウラカン。1979年に開催された試合にて、好戦的かつ無敵の戦いぶりを披露したスペイン産の闘牛にちなんだ名前が与えられた1台だが、その素性を辿ると元々V10エンジンを搭載するガヤルドの後継としてデビューしたモデルだ。

V12エンジンより一回り小さなエンジンを搭載していたことから、「ベイビーランボ」の愛称で親しまれていたが、その実人気は当時のガヤルドを追い越さんばかりの勢いであった。

そうした中、ウラカンはウラカンEVOとして2019年に生まれ変わる。

2017年に登場したランボルギーニ ペルフォルマンテと同様の、最高出力620PS/最大トルク600Nmを発生させるV型10気筒の自然吸気エンジンを搭載。ウラカンとしては初めて、4WSとトルクベクタリングシステムを採用したスーパーカーとなったのである。

今回発表されたフルオカプセルの「フルオ」“Fluo”とは、イタリア語で蛍光色を表現する言葉だ。つまり、ウラカンEVO フルオカプセルとは、蛍光色を纏ったウラカンEVOだと解釈できる。

ただし、その蛍光色はただ鮮やかだから選ばれたのではない。

ランボルギーニの歴代モデルを彷彿とさせるビビッドなカラーによって、ウラカンEVOのスタイリングと存在感を強調するために選び抜かれたカラーなのである。

5種類の蛍光色を身にまとう

ウラカンEVO フルオカプセルのボディカラーを彩るため、選び抜かれたカラーは5種類だ。グリーンの“Verde Shock”(ヴェルデショック)、オレンジカラーの“Arancio Livrea”(アランチョアヴァリア)と“Arancio Dac”(アランチョダック)、ブルーの“Celeste Fedra”(セレステフェドラ)、イエローの“Giallo Clarus”(ジアッロクララス)である。

元々、標準で全40カラーが用意されていたウラカンEVOであるが、ここまでボディカラーが豊富に用意されるのは、オーナーの要望が多岐に渡ってきているということなのだろう。

今回追加が発表されたカラーをよくよく見てみると、パール系でもメタリック系でもないように見える。どちらかといえば、マットな色味に近い。これは、欧州にてマット系のカラー人気が非常に高いことを受けての選択なのだろう。

それを裏付けるかのように、ルーフとフロント、サイドバンパーはマットブラック塗装が施されている。加えて、ミラーとリアのディフューザーにはボディカラーと同色のカラーラインがアクセントして入れられる。大胆かつ個性的な2トーンカラーは、どこにいてもウラカンEVOを引き立てるのだ。

一方、インテリアは鮮やかなカラーリングとは反するようにフルブラック仕上げとなる。標準で搭載されているコンフォートシートに代替するオプションとして、高級素材のアルカンターラかレザーで仕立てられた専用のEVOスポルティーヴォトリムのスポーツシートを搭載。ウラカンEVOの中でも、フルオカプセルであることを主張するため、ヘッドレストシールドにはボディカラーに併せた蛍光色で、ロゴの刺繍が施される。

最高出力640hpを発揮する自然吸気のV10エンジン

搭載するエンジンは、直噴の5.2L V型10気筒ガソリンのNA(自然吸気)エンジンである。ミドシップに備えつけられたこのエンジンは、最高出力640hp/最大トルクは61.2kgmを発揮。フルタイム4WDを採用し、0-100km/h加速は2.9秒、最高速度は325km/hという屈指のパフォーマンスを獲得した。

さらに、最高の操縦性を得るためランボルギーニ・ピアッタフォルマ・イネルツィアーレを採用。これは、独自の慣性プラットフォームであり、走行中の挙動を正確かつ精密にコントロールするものだ。最高のパフォーマンスを発揮するために搭載された全てのシステムは、ランボルギーニ・ディナミカ・ヴェイコロ・インテグラータによって制御され、ドライバーが思い描く挙動を可能な限り機械的に実現している。要は、直感的に動くコントローラーのようなものであり、極限の高速走行であってもウラカンEVOはドライバーの手足となって最新鋭戦闘機のような精緻な動きを実現するという。

※ ※ ※

ベイビーランボの進化は止まらない。ランボルギーニの教科書に、停滞という言葉は存在しないのだろう。メカニズムこそウラカンEVOより引き継いだものであるが、エクステリアとインテリアを進化させただけで、これまでにないニューモデルが登場したかのような魔法を掛けてくれるのだ。

次はどんな魔法を見せてくれるのか、ここまでワクワクさせてくれるメーカーは他にはないだろう。

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